返事が早いとか遅いとか


リアルタイムで対応する必要がない情報伝達手段(メールやSNSなど)は「非同期コミュニケーション」と呼ばれています。ポイントは、非同期であって、そこには無駄に他人の時間を奪わないという意味があります(そこに気づいて使っている人って意外に少ないかもですが!?)。自分の時間の中で連絡を送り、そして、相手からも相手の時間の中で返事が送られてくる。

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そんな形のコミュニケーション手段ですが、やはりそこには使い方ってものがありまして、つまり、返事が早いか遅いか問題、ということ。

社内ではもちろんのこと顧客とのやり取りでも使われているメールやSNSですが、ホントやり取りでモヤモヤしている人も多いことでしょう。


自社の組織に求められる真の「即レス」とは

メールの返信が早く、相手から喜ばれた経験はありませんか。対応が早いことで相手から感謝されたり、仕事が早いと評価されたり。こうした経験があるからこそ、人は常に早い返信を心がけようとします。

営業など顧客対応にあたる組織では、「お客さまからの問い合わせには素早く対応しよう」といったスローガンが掲げられることもよくあります。いわゆる「即レス」の奨励です。ところが、いざ実践しようとしてもなかなか組織に浸透しないという悩みが。スタッフからは「他の業務もあるのに、即レスなんて無理」の声。結果、「即レス」の取り組みに挫折してしまう組織も珍しくありません。早く返信した方が良いと分かっていながら、なぜこの取り組みはうまくいかないのでしょうか。(後略)


以上引用。


なんというのでしょうか本質的な問題は、個々の時間に対しての認識の差のように思います。

サラリーマンの全てがそうだとはいいませんが、休日に会社や顧客からかかってくる電話が面倒に感じるのは、自分の時間(誰にも邪魔されたくないので)を過ごしているからでしょう。

逆に、仕事中、例えば暇なとき(他人、つまり会社の時間なので)にかかってくる電話は大歓迎だったりします。何故なら、仕事しているように見えるから。

同じ時間でも人によって使い方がマチマチなわけで、そんな人間が同じ組織にいて仕事をしているので、メールの返事ひとつとってもマチマチになるのは当たり前といえば当たり前かと。

なので、ベストではないでしょうけれどベターな選択は、ルール化なんでしょうね。

私も所詮は組織の中で働く一人でしかありませんが、スタッフが期待通りに働いてくれない、動いてくれないと嘆いても仕方がないもの。その場合はその「期待」のほうが間違っているのかもしれません。

スタッフに高度なことは求めすぎず、自分のやり方を見直したほうが建設的なのでしょう。

ということで、記事通りといえばそれまでですが・・・





アンデシュ・ハンセン「ストレス脳」




伊藤穰一「テクノロジーが予測する未来」





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