美容室につきまとうコミュニケーション問題


年々、初めて会う人、会話する人が減ってきていて、敢えてコミュニケーションを取る必要がないのはラクなのですが、同時に慣れあい的な感じになるのもよろしくないのかなと思う次第です。顧客に関してもそこまでの新陳代謝が進んでおらず、むしろ離脱する方が近年では多いのが現実といったところで、仕事に関してはやはり新規顧客獲得が命題であることは言うまでもありません。

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一方で、プライベートでは全く新しい人との出会いがございません。初めて読む本、聞く音楽、観る映画・動画、等々はあるものの初めての人となると全くであります。

直接的なコミュニケーションがコロナ禍で減ったように思うものの現実には、そこまで変わってないのではないかと。

新しく便利な技術が今後も開発され面倒なコミュニケーションなしでも人と関わり、そして、仕事が出来るようになるでしょうけれど、美容室のようにコミュニケーションそのものが価値であるような仕事はなくなることがないでしょうから、コミュニケーションの問題は永遠の課題といえそうです。


理美容店で職業に関する会話は微妙

理美容店での会話を楽しみにしている客は少なくないが、会話の内容によっては不快になることも。微妙なのが「職業」に関する会話だ。

「気になるアレを大調査する」ニュースサイト「Sirabee」の編集部が2022年10月15日発表した「美容院・理髪店の利用」に関する意識調査によると、理美容店で職業を聞かれた経験者は61.8%いた。性別・年代別では、すべての年代で男性よりも女性の割合が高く、また若い人ほど聞かれている。

記事では職業を聞かれた人のコメントを紹介しているが、職業の話をしたくない人も一定数いるのは確かで、「美容師や理容師は会話の内容に悩むことところだろう」とまとめている。理美容店での会話は「当たり障りのない範囲で」が鉄則だが、その「当り障り」を見極めるのが難しい。


以上引用。


ここまでくると美容室、美容師に同情してしまいます。

本質的には、職業を聞かれたことが問題ではなく、大して好意を抱いていないというか親しさを感じていない相手からの質問なので、不快に感じだのだろうと思います。

無難な質問として職業を聞いているのでしょうけれど、無難も人それぞれってやつでありまして、相手の表情やら雰囲気から察するしかないのでしょうけれどね。

新規客の対応は難しいのですが、既存客は既存客でナアナア感が出てしまいがちなのでそこは注意したいところです。

兎にも角にもコミュニケーションは難しい、というよりは面倒くさいものです。





鈴木祐「進化論マーケティング」




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