物価上昇と美容室の料金
居酒屋の売り上げは、コロナ前から4556億8600万円蒸発した――東京商工リサーチによると、2021年度の主な居酒屋を運営する337社の売上高合計は3454億2900万円だった。2期連続で大幅な減収となっている。『居酒屋、コロナ前から約4556億円の売り上げが蒸発 戻らない客足に、物価高が追い打ちか』より
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コロナ禍での相変わらずの飲食業の厳しさはさることながら、私の携わる美容業界、とくに美容室はというと・・・
『上らない美容系物価(料金)』
2022年9月の消費者物価指数
総務省は2022年10月21日、9月の消費者物価指数(2020年基準)を発表。総合指数は前年同月比3.0%上昇したが、美容系物価(料金)はエステティック料金をのぞいて、0%台だった。
物価上昇は円安、ウクライナの影響が大きい、といわれている。
美容系物価は、エステティック料金が103.3で総合指数を上回ったものの他の美容系物価はカット代が101.2のほかは理髪料、パーマネント代、ヘアカラーリング代は0%台。前月比はわずかに上昇したが総合指数の0.4%には及ばない。
以上引用。
こちらも飲食業と同じく、厳しい状況は続いているようです。
10月11日から入国制限の緩和や全国旅行支援などが始まり、経済活動は再開の動きを見せている、といわれています。
冒頭に登場した東京商工リサーチによれば、『長引くコロナ禍での生活スタイルの変化で居酒屋に客足が戻るか不透明な中、物価高による値上げが客足をさらに遠のかせる悪循環に陥りかねない。書き入れ時の年末年始の状況によっては、居酒屋の倒産、休廃業が増加する可能性もある』と分析しています。
飲食店のコロナ禍での苦境についてはどこか似通った状況を美容室にも感じてしまうところがあって、例えば、生活スタイルの変化で客足が遠のく、つまり、来店サイクルの長期化やホームケア(トリートメント、ヘアカラー)といったもの。
そして、物価上昇も追い打ちとなって、今まで以上に何にお金をどれだけ使うかを気にするわけで。
まあ、これからどうなるんでしょうかねぇ?そんなこと考えても仕方ないけど・・・
鈴木祐「進化論マーケティング」
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