双方が納得することこそカウンセリング


ヘアカラーやパーマというのは、そもそも毛髪の組織を変化させるという荒業であります。つまり、身体に全く負担の無い成分でできているわけがありません。当然ながら一定のリスクはあります。以上は、ヘアカラーやパーマを提供する美容師さんの本音ではないかと思うのですが、どうでしょう?

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更に本音を付け加えるならば、その一定のリスクを許容できないのであれば、ヘアカラーやパーマなんてやらなければ良いだけ、といったところでしょうか!?

とはいえ、そんな本音がお客さんに通用するはずもなく、お客さんからしてみれば「そこをなんとかするのが美容師でしょ」的な返しがあって、誰も救われない無限ループの様相を呈しているわけであります。

というわけでありまして、最近の目に余る毛髪を過度に傷めつける技術の反動が起こらないわけがなく、以下にあるように髪質改善が流行ではなく単なる反動というだけではないかと思う次第です。


髪質改善を提案し、リピート率UP

艶髪、髪質改善など髪にこだわる消費者が増えているなか、髪質改善を提案し、リピート率UP&店販につなげている美容室がある。「un 溝の口」(アン ミゾノクチ)。

「HOT PEPPER Beauty AWARD」受賞サロンの経営や取り組みなどを紹介しているホットペッパービューティーアカデミーは、今回「注目サロン」に選出された同サロンのオーナー久保 宏育さんにインタビューし、2022年10月28日に記事を掲載した。

髪質改善が単に流行っているというだけでなく、「真にお客さまのためを思って」という本質的な提案が、満足度アップ&リピーター獲得につながっている、というが記事では、実際に使用している製品なども紹介している。

本質的な「髪質改善」の提案で、リピート率UP&店販比率18%!
https://hba.beauty.hotpepper.jp/check/42914/


以上引用。


記事に登場する某大手美容メーカーのヘアケア剤しかり、最近?ではプレックス剤(ジマレイン酸)によって毛髪ダメージが軽減できるとか出来ないとか、疑似的に毛髪を再生しては傷めるを繰り返すという、このノリはやはり美容業界ならではかと。

とはいえ、毛髪の組織を変化させることで成立している美容室にとっては、同時に組織を変化させても心配いりませんよ、というのは必要不可欠な技術でしょう。

しかしながら、そんな魔法のような技術は現時点では存在しないので、そこは丁寧にお客さんとのやり取り、つまり、カウンセリングによって双方(美容師とお客さん)が納得することこそ、今の美容室に求められている技術なのかもしれませんね。





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