アップデートと苦言


薬事法が薬機法と変更となったのが2014年のこと。既に8年程経過しておりますが、それでも変更になったことすら知らない人も多いように感じております。一応、私は美容(化粧品)メーカーで働く身なので、こういったルール変更は取り敢えず押さえるようにはしております。

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というか、イチ営業マンが把握する内容ではなく会社が責任をもって把握して、それを社員に徹底するべきなのですが・・・

私の会社は事業継承が中々進まない状況にあるものの、実質的には会社の舵取りは二代目(予定)が行っております。

そして、その二代目から薬機法への変更を(3年前に)教えてもらいました。現社長ではなく。

化粧品の全成分表示が義務付けられたのが2001年だったかと思うのですが、その時位までは現社長も薬事法(当時)を押さえていて、それ以降もちょこちょこルール変更はあって、それも対応していたのですが、薬事法が薬機法に変更となった2014年には私たち社員には何の知らせもありませんでした。

それどころか、今ではとにかく広告宣伝の文言が厳しめとなっているにも関わらず、そんなもの全く無視して美容室向けの有料講習会では、薬機法に引っ掛かりまくりの内容を展開しておりました。

まあ、そんな状況を見ていた二代目からすると「何やってんだろうか?」って感じだったでしょうね。

私の会社では、たまたま二代目という唯一現社長に苦言を呈することのできる人間がいたので大事には至っていないわけですが、中小企業といえばワンマン社長であり、徐々に裸の王様のようになり誰も何もいわなくなっていくのでしょう。

先日、あるエステサロンオーナーが、美容器具の有料講習会に参加した際に、ある有名エステサロンオーナー(この器具の説明担当)が、「私はこの業界で30年以上もやってきました」と自称を展開した後に、「薬事法(薬機法ではなく)」と発言したことを受け、「もう薬機法ですが」と心の中で突っ込み、アップデートされていないことに落胆したと。

こんな人から教わりたくない、と瞬間で感じたそうで・・・

多分、誰も教えてくれる人がいないのでしょう。

なんとも私の会社の状況とダブってしまい・・・

とはいえ、このようなことは何も経営者だけの問題でもなく、常に現場で顧客の対応をしている営業マンでも同じような状況はいくらでも起こり得るわけです。

ということで、何事もアップデートを欠かさないようにしたいものです。





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