アンガーマネジメント
特にアンガーマネジメント(怒りの感情の自己管理)はとても重要です。私たちは常に他者と仕事をしていますから、文字通り常に仕事仲間に対して怒っています。同僚とはそもそも怒りの対象なのです。当然です。同僚とはそういうものなのです。ですから優れたマネジメントとは・・・ビジネス界に汎用的なマネジメント理論を提案させてください。
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マネジメントとは常にアンガーマネジメントです。基本的にはアンガーマネジメントに尽きます。すべてのマネジメントはアンガーマネジメントなのです。
『マルクス・ガブリエル「わかりあえない他者と生きる」より』
ということでありまして、人の感情をそもそも管理などできるのだろうかと思うところがありますが、人を良くも悪くも突き動かしているのが感情(これ自体にはいいも悪いもない)に他なりません。
良くも悪くも・・・感情によってより良く働きかけることもあれば、その逆もまた然りであり、以下はその典型なのでしょうか。
そう、「怒り」というもの。
『「年下上司にバカにされ、手柄を奪われた」 45歳男性を追い詰めたものの正体』
自分を尊重してほしい。自分に敬意を払ってほしい──。年齢や立場に関係なく、誰もが抱く気持ちです。
そんな気持ちを踏みにじられていると感じながらも、45歳だった男性は耐えていました。年下の社員が上司になり「バカにされている」と感じることがあっても「仕方がない」と耐えた。しかし、ある事件をきっかけに、それまで押さえ込んでいたネガティブな感情が限界を超え、「自分でも信じられないような行動を取ってしまった」そうです。(後略)
以上引用。
なんとも誰も救われないというか・・・
後から冷静になって自分の行動を見つめ直すと「なぜ、あのような行動をとったのか」「なぜ、あのような言葉を使ってしまったのか」ってことは多々あります。
ただ、後から冷静になればの話でもあるし、いつまでも冷静になれない人だっているでしょうし。
つまりは、冒頭にあるアンガーマネジメントに尽きるのでしょう。そして、感情を「自己管理」ってところが最も重要なところだと思います。
なので、会社では自己管理を徹底しましょうねってことくらいしか言えないのかもしれませんね。
マイケル・サンデル「実力も運のうち 能力主義は正義か?」
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