一括りに出来ない個人経営美容室


東京商工リサーチが9日発表した10月の全国企業倒産(負債額1千万円以上)は前年同月比13.5%増の596件と7カ月連続で増加した。新型コロナウイルス禍からの業績回復が進まず倒産するケースが増えた。ロシアのウクライナ侵攻を背景とした物価高も追い打ちをかけた。

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コロナ関連倒産は42.8%増の230件と2カ月連続で月間の最多を更新した。負債総額は11.6%減の869億9500万円だった。10億円以上の大型倒産が減少し、金額を押し下げた。業種別では、飲食料品製造業が約3.6倍の25件、飲食料品小売業が約2.4倍の31件と大きく増えた。『10月の倒産、7カ月連続で増加 コロナ禍に物価高追い打ち』より


ということでありまして、厳しい世の中であります。

先日、ある美容室オーナーさんから、「美容室で潰れているところはないの?」というド直球の質問を受けました。

ネットニュースでは、大型チェーン店の店舗閉鎖を見ることはありますが、幸いにも?私が知る限りでは、コロナ禍となって潰れた美容室を知りません(ただ、スタッフの解雇?の話はよく聞くところですが)。

さて、一口に美容室といっても大小様々な形態と中身があるわけですが、私が付き合う美容室の多くは、個人経営美容室です。

この個人経営美容室というもの、ホント様々です。

スタッフを雇っているところ、一人でやっているところ、店舗の家賃がかかるところ、店舗が自宅兼になっているところ、それも支払いが済んでいるところとそうでないところ。更には、オーナーが男性か女性か、既婚者かどうか、子供がいるのか、そして、オープンして何年目か、片手間なのか、等々。

片手間は語弊があるかもしれませんが、例えば、旦那さんが会社員で奥さんが美容室をやっているとか(その逆もありますが)、そんな感じと受け取ってもらって構いません(まあ偏見ですかね)。

ということで、このように絶対値としての美容室は様々な変数に満ちた状態でやっているので、一括りには出来るはずがありません。

ということで、美容室一軒一軒と営業で付き合っていくには、その店舗の状況を踏まえなければなりません。

もちろん、状況もさることながら、最終的には、そこのオーナーの性格というか資質というか、人間性(クセ)に尽きるのですが。

そんな個人経営美容室と付き合っている私です。コロナ禍、物価上昇を受けてもなんとかしぶとく生き残っているのも個人経営美容室というもの。

まあ、そのおかげで私の会社も生き残れているといえるのですが。





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