心あらたまる正月


明けましておめでとうございます。

平成31年(2019年)がはじまりました。今年がどんな一年になるかは、
自分自身の在り方によるものです。今年も全力を尽くす所存です。


今年は、国内のイベントが目白押しですね。

4月は、残業規制が開始されます。それと同時に、改正出入国管理
法が始まります。10月には、いよいよ消費税率が10%に引き上がら
れます。また、東京五輪のインフラ整備も終了します。

個人的には、今挙げたものは日本経済には、マイナス以外何物でも
ないと考えています。しかしながら、決まってしまっているものは
仕方がないので、それに合わせて動きを最適化していくしかありま
せん。

チャールズ・ダーウィンの言葉に「生き残れるのは強いものでも賢
いものでもない。変化に対応できるものだ」とあります。

正しくそうで、変化には変化しかありません。

かといってどう変化するかというのは、私にしてみれば何か可笑し
な話です。結局は、今自分がやっている仕事なりを、今まで以上に
良くしていくしかないのです。

だだ、政治・経済の動向によっては、確かに上手くいかないことも
あるかもしれませんが、上手くいかないことを、“それ”のせいに
するのは簡単なことだし、自分の無能さをさらけだしているにすぎ
ません。

ならば、どうやったら上手くいくかを、自分の頭を使って、日々考
えていけばいいだけの話なのです。そして考えたなら行動です。

そして、その為には“情報”が大事なわけです。

消費税率の引き上げにしろ、残業規制にしろ、全てが情報なわけで
す。人間の不安や恐怖の大半は、情報不足と言う人もいます。新し
い情報を獲得し続けて思考していれば、不安や恐怖は克服できるも
のです。

周りの変化に右往左往することなく、良い意味で鈍感になって、自
分のヤルベキ事を淡々と消化していく一年にしたいものです。


下記は、松下幸之助大先生の一日一話より元旦(1月1日)にあてた
一話であります。

竹にフシがなければ、ズンベラボーで、とりとめがなくて、風雪に
耐えるあの強さも生まれてこないであろう。竹にはやはりフシがい
るのである。同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる。ともすれ
ば、とりとめもなく過ぎていきがちな日々である。せめて年に一回
はフシをつくって、身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。

そういう意味では、お正月は意義深くて、おめでたくて、心もあら
たまる。常日ごろ考えられないことも考えたい。無沙汰のお詫びも
してみたい。そして、新たな勇気と希望も生み出したい。すがすが
しくて、さわやかで、お正月はいいものである。

コメント

非公開コメント