続 最近読んだ本で面白かったのは?


個人的に最近読んだ本で面白かったものを前日のエントリーで取り上げました。スティーブン・ジョンソン「EXTRA LIFE なぜ100年で寿命が54歳も延びたのか」、デビッド・A・シンクレア「LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界」、そして、吉森保「LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 」です。どれもこれも分厚い本でしたので大層読むのに時間がかかりましたが、それ以上に面白い本でした。

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ということで、個人的には上記以外にも今年読んで面白かった本はありますが、世間ではどうなんでしょうか。もちろん、面白かったというのではなく“売れた”本なんでしょうけれど。


【2022年 年間本ランキング】「お金」「投資」関連本が上位に、厚切りジェイソン著書が上半期に続き1位を獲得

本日発表された『第15回オリコン年間“本”ランキング2022』では、『ジェイソン流お金の増やし方』が上半期に続き年間でも1位を獲得。文庫ランキングでは『三千円の使いかた』が1位に。同ジャンルで期間内売上50万部超えは3年ぶりの快挙となった。他にも新海誠の小説『すずめの戸締まり』が23.7万部を売り上げ、ライトノベル1位に輝いた。

年間BOOKランキングの1位を獲得したのは、厚切りジェイソンの『ジェイソン流お金の増やし方』。ITベンチャー企業の役員とお笑い芸人という2つの顔を持つ筆者による投資法指南本だ。お金にまつわる作品としては、両@リベ大学長『本当の自由を手に入れる お金の大学』(3位)が上半期に続けてランクイン。文庫本部門でも原田ひ香の小説『三千円の使いかた』が1位になっている。

”お金”にまつわる本がヒットする傾向は、新型コロナが国内で蔓延した2021年頃からの流れではあるが、22年はさらにウクライナ危機とともに円安が到来し、物価の高騰も目を見張るものがあった。世界情勢がもたらした”先の見えない不安”は、人々のお金に対する意識をより強くさせる大きな要因と言えるのではないか。(後略)


以上引用。


上記で取り上げられているもので読んだものが一冊もありませんでした・・・売れた本はお金にまつわるものだったようで、私の場合は、今年は特に生命にまつわるものばかりを好んで読んでいました。

以下は、冒頭に紹介したもの以外で今年読んだ生命にまつわる本で印象に残ったものです。ちなみに、今年販売されたものばかりではありませんのであしからず。


小林武彦「生物はなぜ死ぬのか」




本川達雄「ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学」




山本健人「すばらしい人体」




中西真「老化は治療できる!」





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