安売り出来ないからこそ
昨日、国家公務員に冬のボーナスが支給されたとか。公務員、民間とその支給額も気にはなるところではありますが、私が気になるのはその使い道。ある調査会社によれば、冬のボーナスの使い道の1位は、やはりというべきか当然というべきか、「貯金・預金」だったとのこと。
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『冬のボーナスの使い道、1位は「預貯金」 支給額の平均は?』
上記記事によれば、使い道が預貯金となるのは「最近の物価上昇が背景にある」と分析している・・・ってこれって分析って呼べるものなのでしょうか?
まあ、そんなことは置いておくと、先行きが不透明なわけですから個人的にその備えとしてお金をプールしておくのは極々合理的です。
輸入物価上昇によってモノやサービスは値上げの連続なので、個人では敢えて無駄な消費をしなくなり、必要最低限の生活に必要なモノやサービスを購入するようになります。
まあ、一言でいえば「節約」ですね。
節約自体は、一個人としては合理的な行動なのですが、それが全体で起こってしまうと結局は消費が冷え込むことになる。
これを「合成の誤謬」というのでしょうけれど、問題なのは、物価上昇が”輸入”物価上昇というところで、生産者が「外国」なので、その恩恵を国内では誰も受けないという。
技術の安売りが流行であった美容業界(美容室)でも、既に安売りを全面に押し出せなくなっているのは、つまりは、輸入物価が上昇しているから。
エネルギー価格、美容材料の上昇が3年前と比べると一目瞭然で、安売りがかえって仇となっているかのようです。
技術の安売りでしのぎを削ってきたことによって、顧客満足度を高める努力を放棄したツケが今きているように思います。
以下は、業界は違えど美容業界と似たようなものを感じます。
『止まらない飲食店の値上げ いくらから「高い」と感じる? 覆面調査で判明』
美容室でも飲食店でも、輸入物価上昇により、安売りという最も安易な方法で集客が出来ないとなると、他との違いを打ち出し勝負するしかありません。
つまりは、来店理由、選ばれる理由を追求するしかありません。
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