業種別「倒産リスク」ランキングで思うこと
ネット上の記事にこんなことが書かれてありました。
企業の寿命も急速に変化している。S&P500企業の平均寿命は、1965年時点では32年だったのに対して、2020年の段階では21年余りとなっており、2020年代を通じてさらに低下することが予想される。
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上記は、もちろんアメリカ企業のお話なので、それがそのまま日本に当てはまらないものの、日本においても企業の寿命が以前と比べると短くなっている話は聞くところであります。
テクノロジーの進化、文化の変容、コロナパンデミック、世界的な紛争等々、それらの要因によって私たちの価値観や物事に対する優先順位も激しく揺れ動き、その状況に企業がどのように対応するか。
その変化に対応できなければ、企業も強制終了やむなし、といったところでしょうか!?
『1年以内の「倒産リスク」が高い業種ランキング 2位「電気業」、1位は? 1万社を分析』
AI与信管理サービスを提供するアラームボックス(東京都新宿区)が、1年以内に倒産するリスクがある企業を分析し、「倒産危険度の高い10業種」を発表した。その結果、1位は「農業」だった。2位「電気業」とともに、7月に同社が発表したランキングでも同じ順位で、引き続き倒産リスクが高い業種になっている。
同社によると、農業は56社に1社が倒産する危険性がある。畜産農業で大手企業の倒産が発生しており、その余波による連鎖倒産も起こった。コロナ禍や円安で飼料や燃料費など生産コストの増加で資金繰りが悪化したことが理由だ。
2位の電気業は、63社に1社が倒産する危険性がある。自前の発電所を持たない、いわゆる「新電力」企業で、電力の仕入れ価格が提供価格を上回る“逆ザヤ”状態が起こり、事業停止に追い込まれるケースが増えている。(後略)
以上引用。
上記は企業ではなく、業種別の倒産リスクとなっていますが、私は美容メーカーですので、ランキングは5位のようです(なんか微妙)。前回の順位(18位)からは結構上がってしまいましたね。
どうやら、昨今の輸入物価上昇や円安の影響を受けやすいランキングとなっているのでしょうか?とはいえ、その影響を受けない業種ってあるんでしょうか?
ただ、1位の農業が『56社に1社が倒産する危険性がある』とありますが、なんともピンときませんね、私には。安全なのか危険なのか?どっちなんでしょうか?
まあ、冒頭に書きましたが、変化に対応できるように取り組まなければどんなに安全とされる業種でも生き残れないはずなので、変化に対応できるように日頃から情報を集め、動けるようにしなければならないのでしょう。
その点、私が携わる業種は5位なので、そんな呑気なこともいってられないのですが・・・
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