2021年度のヘアケア市場規模


ある調査会社によると、2022年売れたもの(日用消費財)ランキングトップは「検査薬(コロナの抗原検査キット)」だったそうであります。ちなみに、2021年にはトップ10入りしていた「ヘアートリートメント」ですが、2022年は残念?ながらトップ10圏外とのこと。2022年には、口紅や日焼け止めも売れたらしく、2021年に比べると少しずつ外出する機会が増えているようです。

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さて、2022年ではなく2021年のヘアケア市場はどうだったか?


ヘアケア市場は拡大傾向で推移 矢野経済研究所

2021年度のヘアケア市場規模は前年度比109.7%の4,977億5,000万円になる、と矢野経済研究所が2022年12月14日発表した。

同研究所のヘアケア市場カテゴリーには、ヘアケア剤、発毛・育毛剤、かつらや増毛などの毛髪業などが含まれる。

同研究所は2022年度のヘアケア市場は前年度比103.0%の5,128億円になると予測し、市場は拡大傾向で推移すると見通している。

市場占有率はヘアケア剤が約半分、発毛・育毛剤は四分の一、毛髪業も四分の一に近い。


以上引用。


ヘアケア市場に関する調査を実施(2022年)


2017年から2020年を除くと、年々市場規模は確実に拡大しており、矢野経済研究所によれば、今後もヘアケア市場は拡大することを予想しているようです。

となると私が気になるのは、理美容室とくに美容室の市場規模です。ヘアケア市場が好調だからといって美容室も好調とはならないでしょうから。

一般(ドラッグストア)と理美容室のどちらでヘアケア剤を購入するかは、どう考えても一般でしょう。

私の会社では美容室専売品を謳っている以上、やはり、美容室にお客さんが足を運んでもらわないことには話になりませんので。

皮肉なもので私の会社では、今年、商品の値上げをしたことにより2021年よりも既に売上げは良かったわけで、それは美容室の状況がどうか、というよりも単なるまとめ買いが多かったに過ぎません。

既に値上げの反動により売上は落ち込んでおりますが、ひとつだけ救いなのは、ヘアケア市場が拡大していることで、その需要を掴むべく美容室にアプローチ、つまり、営業をかけていくしかなさそうです。





鈴木祐「進化論マーケティング」




福永雅文「中小企業のコンサル事例でわかる ランチェスター戦略〈圧倒的に勝つ〉経営」





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