今も昔も美容師の苦境は変わらない!?
今年、10月1日より特区限定ではありますが外国人美容師の就労が解禁となりました。これにより全国で外国人美容師が普通になる日もそう遠くはない未来に実現!?するでしょう。個人的には、日本人美容師の雇用の安定や賃上げが先であるように思いますが、まあ、制度改革ってこんなもんでドンドン進んでいきますよね。
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『1日14時間以上働いても「手取り15万円」 美容師らの“苦境”』
美容室は全国で26万施設を数え、コンビニエンスストアの4.5倍もある。ところが、施設が増え続ける裏では、「長時間労働なのに給料があまりに低い」と悩む人たちがいる。朝8時から夜10時まで働いても、手取りで月15万円しかもらえないケースも珍しくない。美容師たちはいま、どんな状態に置かれているのか。改善の方向性は見えているのか。
「残業手当? 付くわけないじゃん」
2022年10月の金曜日。首都圏のターミナル駅から徒歩7分のカフェで、美容師の船木みずほさん(仮名)と会った。栃木県出身の28歳、都内の大手チェーンの美容室に勤めて8年目。中堅のスタイリストとして働いている。
入社同期は15人いたというが、今は1人。半数以上は3年以内に辞めてしまった。(後略)
以上引用。
美容室と携わって20年以上経ちますが、まあ、よくある話です。そして、20年前からずっとこんな感じ。
業界自体を良くすることも大切な取り組みだし、それを否定するつもりなど毛頭ありませんが、とはいえ、個人が出来るレベルってもんがありまして、とにかく、ちょっと気の利いた人間は、早くに独立を考えるか、そもそも独立を考えているかのどちらかです。
多額?の学費を支払い美容師となり就職してもその半分以上は3年以内に辞めるとか辞めないとか、そんな話を聞きます。
それでも数は減ったとはいえ、安定的に新たな新卒が業界に供給されるので低賃金で働かせる条件は整っているといえるかと。
しかも、冒頭の外国人美容師解禁。
こちらも日本人が選択しない職業から解禁となっていたりする面は否定できないわけで、低賃金労働者を確保するには事欠きませんよね!?
美容師になって働きたい、という目的というか目標があれば美容室で働くしかないとは思いますが、少なくとも、稼ぎたい、と思うのであれば美容師では限りなく難しいかと。
もちろん、例外はいますけどね。
それから最後に・・・どの業界も一長一短は必ずあるので、長を見るのか、短をみるのか?
短ばかりにスポットを当てても周りからの共感は得られないでしょうね。
「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」
リンダ・グラットン「リデザイン・ワーク 新しい働き方」
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