私(営業マン)が美容室と付き合うときの判断材料
原油・原材料価格の高騰や利上げによる円安などで、企業が苦境に立たされていると指摘されている。先行きが不透明な状況の中で企業の財務基盤がぜい弱になっており、倒産による代金未回収を防ぐためにも、取引先のリスクを把握することが重要だという。まあ、極々当たり前なのですが、その当たり前の取り組みが最も難しいのも現実かと。
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さて、美容ディーラーの営業マンならばよくお分かりだと思いますが、支払いの悪い美容室が一定数存在します。何も美容室に限らず、金払いの悪い方々は存在します。
以前、堀江貴文さんの著書で「お金は信用を数値化しているにすぎない」と書かれてあり、ホントにそうだなぁと感心というか、腑に落ちるというか、何というか。
お金というのは本来、価値を交換するためのたんなるツールにすぎず、それ自体に価値があるわけではありません。
物々交換で取引を行う際は、相手の持っているモノが、自分の欲しいモノであることを確認する必要があります。
そのためには密にコミュニケーションを交わし、自分が欲しいモノを持っている相手が信用に足る人間であるかどうかを確かめることになります。
つまりは、取引されている価値というのは、「信用」ということ。
取引相手がこれまで約束を果たしてきたか、周りの人間に対して誠実な振る舞いをしてきたか、そうした積み重ねが信用を作り、信用ある人間ほど大きな取引ができるようになるとかならないとか。
お金は、信用という複雑な存在を、単純な数値に落とし込んだツールということ。但し、お金は信用の一側面ではあるものの、信用そのものではありません。
大事なのは信用であって、お金ではない。そして、お金の扱い方、付き合い方に人間性が現れる。
なので、お金のやり取りを信用のやり取りと考えたならば、支払いが悪いとか遅れるということは、その人は信用するに値しないと同意でもある。
ということで、如何なる状況に陥ったとしてもお金のやり取りをキッチリとしているところは、昨今の状況でも何とかやっているように思います。
しかし、コロナだから、戦争だから、値上げがあったから、といった一見すると理由のようなものを振りかざして、支払いが遅れる理由とするところで上手くいっているところを私は知りません。
しかも、私自身、20年以上美容室と営業を通して付き合っていますが、支払いの悪いところが心を入れ替えて改善したところも知りません。
冒頭の話に戻れば、一言でいえば、「リスク管理が大切である」となるのですが、リスクとなるような取引先というは意外と平時から分かっているものだと思います。
堀江貴文「ゼロ」
佐藤航陽「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」
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