焦りは禁物
ヘアカラー専門店を出店する美容室オーナーさんも(多分)多いようです。美容室を多店舗展開するよりもヘアカラー専門店をあえて出店するという。どのような経緯で出店に踏み切るのはそれぞれの事情があるようです。まあ、多くは一般の美容室よりも簡単だと思ってしまっているのかもしれません(経営もしたことないイチ営業マンがいうことでもないのですが)。
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ある程度のスタッフを抱えている美容室オーナーさんは、「ヘアカラー専門店の出店を考えたりするもんだよ」みたいなことを長年スタッフを抱えている美容室オーナーさんから聞いたことがあります。
やって成功する人もいれば失敗する人もいる!?
美容業界に20年以上いて美容室と関わっておりますが、スタッフを抱えるだけでも大変なのに、多店舗展開となると想像以上の難しさがあるようです。
もちろん、全国チェーンの美容室もありますが、個人レベルで2店舗、3店舗となると、あるようでないようで、というか、10年以上続くとなると殆ど皆無といったところでしょうか!?
先日、既存店としてスタッフを2人抱えており、あえてヘアカラー専門店を出店した美容室オーナーさんの話を聞きました。
ヘアカラー専門店を出店した理由は色々とあるようでしたが、一言でいうと「お金が必要」とのこと。
で、既存の美容室の売り上げを更に上げることをせず、ヘアカラー専門店による不労所得のようなものを考えたようです。
ヘアカラー専門店の仕組みとしては、オーナーさんが張り付いているところもあればスタッフに全て任せているところもあって、まあ、オーナーさんが普通のサラリーマンもいるので、所謂経営だけをやれることも美容室オーナーさんからは魅力の一つなのかもしれませんね!?
しかし、現実には、現場を任せられる人と任せられない人がおりまして、というか、任せられるには任せられるはずの人がそこにいるのが最低条件なのですが、どうやら今回の方のヘアカラー専門店にはスタッフを上手く募集できていないという。
そもそもスタッフが足りていない。だから、二つの店舗をオーナーさんが行ったり来たりしている。
これ、普通に身体を壊します。
しかも、ヘアカラー専門店は赤字だとのこと・・・
何でしょうかね、美容室オーナーさんにはヘアカラー専門店の運営は簡単に見えたのか、自信があったのか。
普通に既存店をもっと利益の出るようにすればいいだけの話にも思えるのですが、つまりは、既存店の売り上げアップとヘアカラー専門店の出店による利益を天秤にかけて、みたいな話で、オーナーさんは、ヘアカラー専門店を選択したわけで。
これって、リスク管理のなさというのか無謀というのか世間知らずというのか。
これが現実なんだと思い知らされました。焦りは禁物なんでしょうかね!?
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