令和4年 治にいて乱を忘れず


本日は大晦日。大晦日のブログタイトルは、2018年から「治にいて乱を忘れず」であり、自戒を込めたものです。100年に一度といわれるウイルスに襲われた2020年。今年もコロナに振り回された感は否めませんが、とはいえ、この1年、よかったことはよかった、悪かったことは悪かった、としっかり反省して令和5年(2023年)を迎えたいものです。

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2020年に始まったコロナ禍。

今年の2月24日には、ロシア・ウクライナ戦争が勃発。

それに伴い、各国(資源小国の西側先進国等)がエネルギー危機に陥りました。

コストプッシュ型インフレとなり輸入物価上昇(来年4月は、小麦売渡価格の改定と電気料金の値上げが重なる見込みであるとかないとか)。

そして、日本では元総理大臣が選挙運動中に暗殺され、イギリスの女王陛下が亡くなる。

兎にも角にも2022年は凄まじい1年になりました。

そんな世の中ではありますが、私としては最大の事件?となったのが2006年以来の一部自社商品の値上げであります。

幸か不幸か世間的に値上げラッシュだったこともあり、顧客からは「まあ、仕方ないよね」という反応に終始したように思います、まあ、結果的にはですが。

今年はヘアケア商品の値上げでしたが、来年以降も輸入物価上昇が落ち着く感じでもないようですし、カラー剤やパーマ液の値上げは待ったなし、でしょうね。

来年も値上げの対応に追われることになるようですが、今年も何とか会社自体は存続できたことは非常に良かったことです。

悪い部分ばかりに目が行きがちですが、悪い中にあっても良い部分もあって、そこはちゃんと区別して考えるようにしなければなりません。

面白いもので、値上げ後の会社の売り上げを見てみると、値上げ前の水準に戻っているところとそうでないところがあって、それは単に地域だけなのか人なのか、それとも両方なのか、ってところをちゃんと分析して、来年の値上げに今から備えなければなりません。

そうでなくてもコロナ、いやコロナだけが原因ではありませんが、2019年と比べると売り上げは戻っていませんし、とはいえ、何もやってないわけでもない。

にも関わらず、思うように売り上げに反映されない。

確かに、コストプッシュ型インフレではあるものの、こういった外部要因は今後も永遠に続くわけですから、今年に限らず、良かったことは良かった、悪かったことは悪かった、ということで丁寧に振り返り、今後に活かしたいものです。

来年が良い年であるようにと祈りつつ新年を迎えようと思います。





リンダ・グラットン「リデザイン・ワーク 新しい働き方」




マイケル・サンデル「実力も運のうち 能力主義は正義か?」







今年最後に、毎年恒例?の松下幸之助「素直な心になるために」より、「治にいて乱を忘れず」をどうぞ。




以下引用。


昔の中国の名言に「治にいて乱を忘れず」ということばがあります。

これはつまり、おだやかで平和な満ち足りた状態にあるからといって安心しきって油断してはいけない、いつまた情勢が変わって聞きに陥るかもしれないのだから、つねにそれに備えて心をひきしめておくことが肝要である、というようなことをいっているのだと思います。

たしかに、そういった油断のない態度、心がけというものを保っていくならば、個人としても団体としても国家としても、つねにあぶな気のない姿を保持していくこともできるのではないかと思います。

そして、こういう名言がどうして生まれたのかを考えてみますと、考え方はいろいろあるでしょうが、一つにはやはり過去をふり返って十分に反省をしたところから生まれてきたとも考えられると思います。

すなわち、個人でも団体でも、国家の場合でも、事がおこってゆきづまるとか、危機に直面してそれに打ち負かされてしまったとかいうような姿をくり返しているわけです。

そこで、なぜそういう姿がおこるのかを深く反省したところ、しばらく好調な姿が続いたのでそれになれてしまい、なすべき努力を怠り、必要な心くばりを忘れてしまっていた。

その結果、時代の流れ、情勢の変化に相応ずることができないほど、みずからの力が弱まっていた。

それでゆきずまってしまったのだ、というようなことがわかったわけでしょう。

そういう反省から、「治にいて乱を忘れず」という名言も生まれてきたのではないかと思いますが、そのように反省というものは、みずからのあやまちを防ぎ、よりよき明日を迎えるためにきわめて大切なことだと思うのです。

だからそういう反省は、事がおこってからするよりも、いわば日常一つひとつの事柄について反省を加えるということが必要ではないかと思います。


以上引用。



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