令和5年 心あらたまる正月


明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。令和5年(2023年)がはじまりました。今年がどんな1年になるかは、自分自身の「心の在り方と行動」にかかっているのだと思います。今年も、日々全力を尽くす所存であります。気持ちだけは・・・

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一般的に美容室の生存率は、1年で40%、3年で10%、10年で5%といわれています。つまり、95%の美容室は10年“もたない”ということになります。

一方、企業はどうかというと。「企業の寿命30年説」なるものがあります。

これは、日経ビジネスが1983年に明治時代以来の企業統計を分析して誌上で発表したもの。それが、2013年の分析では「寿命は18年に短縮化」となりました。

何が原因となって、企業や店舗運営が終わってしまうのかは色々あるとは思いますが、私としては、何と言っても重要なのは営業だと思います。

営業を一生懸命やっておけば、仮にそれ以外の部分がかなりボロボロになってしまったとしても何とかなる、と言われるほど企業における営業は重要だと言われています。

兎にも角にも「仕事を取ってくること」が重要なのです。

営業は会社の命運を握る生命線であり、ビジネスの基本中の基本であり、コアコンピタンス(企業の中核となる能力)でもあるわけです。

つまり、企業のコア業務ともいえるもので、そこを軽々しく他に任せることは考えものです。

営業のメリットは、物を売って売り上げを上げるというだけでありません。

顧客と直接接点を持つことができるため、顧客やユーザーが自社製品に対してどんな感想を持ち、どの部分に不満を感じているのかといった反応がダイレクトに返ってきます。

このメリットが非常に大きいのです。

製品にユーザーの声をきちんとフィードバックさせることで、欠陥商品の発生を未然に防ぐことができ、リスクを減らすことができるようになります。

そして、そうやってブラッシュアップさせているうちに、製品はどんどん品質が高まって、競争力も向上していくことになる、というわけです。

過去、営業をおろそかにして成功した企業は存在しないということを、よく胸に刻み込まなければなりません。

逆にいえば、他社との差別化につながらず、競争力を高める要因とならないような部門は、コストの兼ね合いでどんどんアウトソースしてもいいわけです。

現代においては、顧客とブランドさえ持ち得ていれば、それ以外はアウトソースが可能ともいわれているほどですから。

営業力を高めることで会社を育てていくわけですが、どれだけ営業を頑張ったとしても伸び悩むこともあるのも事実です。

まあ、ここが私の会社の現状といったところで、つまり、リピーター(既存顧客)はいるものの、新規客獲得がうまくいかず、既存客の高齢化に伴って顧客が減少していくフェーズ。

以前の「企業の寿命30年説」であれば、成長期10年、停滞期(成熟期)10年、衰退期10年、といったところで、衰退期ということになります。

難しい言葉を並べていますが非常に単純な話で、成長期とは、リピーターの獲得と新規客の獲得が必ずセットとなっているからこそのもので、それがリピーターだけとなり(停滞期)、そのリピーターが徐々に減少していく(衰退期)という流れ。

新規客獲得ができないのに、宣伝方法(集客)は昔のまま。

その宣伝方法を続けた結果が、「新規が獲得できない」にも関わらずアプローチを変えようとしない。

ところが、そんな事実などとっくに(経営者は)気づいているはずなのにそれ以上に「新しいことはやりたくない」「面倒くさい」が優先するという始末。

これは何も、私の会社だけに限らず普通にどこにでもある話です。私の会社が特別なんてことは何ひとつございません。多分?

しかし、アプローチだけを変えれば済む話でもなく、やはり、そこは泥臭く営業を必死にやるからこそ変えたアプローチも活きるはず。

今にして思えば、私の会社にしても必死になって(有料)講習会にサロンさんを集めていた“心(懸ける思い)”ってどこにいったのかなぁって感じです。

その心がないところでアプローチだけを変えても・・・です。

ということで今年も現場で心を込めて営業活動を頑張ろうと思います。気持ちだけは・・・




最後に、例年1月1日のエントリーは、松下幸之助「一日一話」より元旦にあてた一話を掲載しております。




以下引用。


心あらたまる正月

竹にフシがなければ、ズンベラボーで、とりとめがなくて、風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。竹にはやはりフシがいるのである。同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる。ともすれば、とりとめもなく過ぎていきがちな日々である。

せめて年に一回はフシをつくって、身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。そういう意味では、お正月は意義深くて、おめでたくて、心もあらたまる。常日ごろ考えられないことも考えたい。

無沙汰のお詫びもしてみたい。そして、新たな勇気と希望も生み出したい。すがすがしくて、さわやかで、お正月はいいものである。


以上引用。



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