企業の差別化事例~タニタ編


福永雅文さんの「中小企業のコンサル事例でわかる ランチェスター戦略〈圧倒的に勝つ〉経営」の中で企業の差別化事例でタニタが紹介されていました。
日本で初めて家庭用の体重計を開発したタニタは、その商品名をヘルスメーターとしました。

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「体重を測る」機器ですからウェイトメーターになるはずですが、ヘルスメーターと敢えて名付けた。それは、体重を測ることを通して「健康を測る」という趣旨があったそうです。

タニタはその後、世界で初めて家庭用の体脂肪計、さらには体組成計を発売します。

もしも、タニタが「健康を測る」ではなく「体重を測る」としていたら、体内脂肪ほかさまざまな健康指標を測る機器に事業領域は拡大していなかったかもしれません。

その後、「健康を測る」タニタの社員が肥満では洒落にならないと考えた同社は社員食堂を1食500キロカロリーで満腹となるメニューにしたところ、これが話題となり、書籍が発行され、シリーズ累計420万部発行という爆発的なベストセラーとなりました。

この機にタニタは「健康」をコンセプトとした食堂や食品や旅行のプロデュースを始めます。さらにインターネットを活用した健康管理システムも始めます。

ということで、タニタは事業を「健康を測る」から「健康をつくる」に再定義したわけです。

これを理念による企業の差別化と呼ぶそうです。

事業を推進していくうえで顧客の支持は不可欠です。現代において、顧客は商品や価格のみならず、企業の信頼性や共感性や存在意義を重視するといわれています。

理念は企業の「あり方」を問うものだといいます。つまり、理念を差別化することは究極の差別化である、というわけです。

差別化は個人的に非常に気になるところなので今回のエントリーで取り上げてみました。参考までに。





リンダ・グラットン「リデザイン・ワーク 新しい働き方」





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