QBハウスが値上げするらしい
カット専門店に限らず、ヘアカラー専門店でも2019年10月の消費税率10%に引き上げあたりから、値上げが目立つようになっておりました。そして、既に「1000円カット」と呼べなくなっておりましたが、(低価格)ヘアカット専門店「QBハウス」が、4月1日からカット料金(1200円)を1350円に引き上げる、とのこと(それでもまだまだ全然安いと思うけど)。
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『QBハウス 4月1日から1350円に値上げ』
QBハウスを展開する、東証プライム上場のキュービーネットホールディングスは2023年1月13日、現在の料金1200円を4月1日から1350円に引き上げる、と発表した。
同日開いた取締役会で決めた。
理容師美容師の獲得競争が激化する中、今まで以上に人材育成に積極的に投資していくため価格改定を決めた、という。なお同社は、この10年間の基本方針として「理美容師の働く環境を向上し、人の成長をもって社会に貢献する。」を掲げ事業活動を展開している。
10分1000円で始業したQBハウスだが、2014年の消費税増税時に1080円に、さらに2019年に現行の1200円に値上げした。
国内で500店舗以上を展開するQBハウスは、ヘアカット専門店のプライスリーダー的な存在であり、同様の業態を経営する他社が追随する可能性が高い。
以上引用。
『理容師美容師の獲得競争が激化する中、今まで以上に人材育成に積極的に投資していくため価格改定を決めた』
これが値上げの理由のようです。
カット専門店で、しかもシャンプーもしない、というかそもそもシャンプーブースも設定されていないので、基本的には運営でかかるもので一番大きいいのは人件費。だからこその上記の理由となるのでしょうか?
後は、何といっても昨今の輸入物価上昇によるエネルギー価格の上昇でしょう。
カットとヘアカラーの技術の難易度を比べることなど出来ませんが、ヘアカラー専門店と比べると、技術面でしっかりとした研修が必要となるのは明らかにカット専門店です。
で、最近では理美容師の為りても少なくなっているようですし、いかに人材を確保し人材を育成するかは大きな課題であることは間違いありません。
人材の確保と育成の課題は今にはじまったことでもありませんが、ただ、昨今の値上げラッシュに便乗できることもあったのかもしれませんね。元から、価格改定は狙っていたでしょうから。
「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」
リンダ・グラットン「リデザイン・ワーク 新しい働き方」
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