2022年3月末時点の美容室は26万4223軒
厚生労働省統計「令和3年度生活衛生行政報告例」が公開されました。2022年3月末日現在の理美容所軒数および従業理美容師数が明らかになりました。ちなみに令和2年度の統計では、美容所軒数は25万7890軒(従業美容師の人数は549935人)でした。さてさて、令和3年の統計では、どうなったのでしょうか?
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『美容所26万件、美容師56万人 衛生行政報告(令和3年度)』
2022年3月末時点の美容所は26万4223件(前年比+6333件、+2.5%)、美容師は56万1475人(同+1万1540人、+2.1%)と今年も前年を上回った。理容所は11万4403件(同-1053人、-0.9%)、理容師は20万6747人(同-4102人、-1.9%)だった。理容美容重複施設は266件、理容美容師(Wライセンサー)は357人だった。厚生労働省が2023年1月19日発表した衛生行政報告・令和3年度による。
理容美容合わせた施設数は37万8626件、理美容師は76万8222人になる。事業所数、従業者数とも飲食業には及ばないものの国内有数の産業といえる。
美容所は2011年は東日本大震災で集計が不完全のため見かけ上、減少しているが、実質的にはこの半世紀増え続けている。新規開店数は14778件(同+342件、+2.4%)、廃業店は8445件(同-2523件、-23.0%)で、廃業店が少なかった。1施設当たりの美容師数は2.13人で、2019年以降、4年連続で2.13人だった。
理容所数は2004年までは14万台で推移してきたが、2014年に12万台、2019年に11万台と減少を加速させている。理容師数も減り続け2024年には20万の大台を割り込む見込みだ。また重複施設は前年より2店舗増えたが、そこに働くWライセンサーは減った。重複施設は理容美容のWライセンサーしか就業できないため、普及するには時間がかかりそうだ。
以上引用。
ということで、令和3年の統計でも美容室、美容師ともに増加傾向でした。
この増加傾向に関して、人気があると捉えるべきなのか、それとも参入障壁が低いととるべきなのか、はたまたそれ以外なのか?
散々今まで当ブログで書いてきましたが、美容室の市場規模は年々縮小傾向ですし、減少するパイを増加する店舗数で奪い合う形が益々エグイ?感じになっているようです。
建前上、美容室は「社会生活の維持に必要な施設」ではありますが、どうやら維持に必要な軒数以上が存在しているように思う私です。
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