誰だって他人から良い印象を持たれたい!?


10万円のシャツや100万円の時計、1000万円の指輪など、世の中にはいくつもの高級品が存在しますが、私たちがこのような高級品を購入するには、どのようなモチベーションがあるのでしょうか?当然ながら、10万円のシャツが1万円のシャツよりも機能が10倍も高いこともないでしょうし、デザインが10倍良いわけでもないでしょう。

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機能とデザインで説明ができないのであれば、何か他のところに理由があると考えるべきでしょう。

たまたま衝動買い、他人に見栄を張りたいから・・・

このように理由を理解することも可能ですが、そこから一歩踏み込むと見えてくる本能があることをご存じでしょうか?

これを「性的シグナリング」といいます。

「性的シグナリング」とは、「私は恋人として理想的な存在だ」と周りにアピールする行為のことです。

クジャクのオスが鮮やかな飾り羽でメスを誘い、カメレオンが樹上のダンスでパートナーの気を引くのは、いずれも自分の優秀さを相手に伝え、繁殖のチャンスを増やすための性的シグナリングの一種だと言えます。

この種の行動はあらゆる哺乳類に見られるもので、人類だけが例外だと考えるのは自然ではありません。


ということで、以上は鈴木祐さんの「進化論マーケティング」に書かれていることであります。





モノを売るには、ニーズを知る・探る必要があるわけですが、それではそのニーズとやらが一体どこから来たものなのか?

それは「欲望」であり、ならばその欲望とは何か?

これ以上内容は、「進化論マーケティング」を読んで頂くとして。


さて、「性的シグナリング」ではありませんが、男性も女性もお互いにアピールしなければ生きていけないわけですが、現代におけるアピール方法は、何も装飾品ばかりではありません。

やはり、何と言っても「見た目」ってことでありまして。


美容用品の購入費用 男性が女性を上回ったのは「ヘアケア用品」と何?

楽天インサイトは20~69歳の男女1000人を対象に、「美容に関する調査」を実施した。女性の方が購入金額が高かったのは「フェイスケア用品」で、「メイクアップ用品」「ヘアケア用品」は男性の方が高かった。

美容用品の1カ月あたりの平均購入金額を聞いたところ、「フェイスケア用品(髭剃りやシェービング用品を除く)」が3335円でトップとなり、「メイクアップ用品」3141円、「ヘアケア用品」2379円が続いた。性別で比較すると「フェイスケア用品」の平均購入金額は女性が4136円、男性が2127円と、女性の方が約2000円高かった。

「メイクアップ用品」に関しては「購入する」と回答した男性は全体の約15%と少なかったが、平均購入金額は女性より600円高かった(男性:3650円、女性:3050円)。「ヘアケア用品」も同様に、男性が女性より約400円(男性:2625円、女性:2254円)高い結果となった。

「フェイスケア(髭剃りやシェービングを除く)」を行う理由を性別で比較した。女性では20代を除く全年代で「同性から良い印象を持たれたいから」が「異性から良い印象を持たれたいから」より高く、同性からの印象を重視する傾向がみられた。男性では60代を除く全年代で、「異性から良い印象を持たれたいから」が「同性から良い印象を持たれたいから」より高く、異性からの印象が重視される結果となった。

「メイクアップ」を行う理由を女性の年代別にみると、20代は「自分に自信が持てるから」(38.2%)、30代は「自分の気分を上げられるから」(48.8%)、40代は「肌をきれいに見せたいから」(49.5%)が最も多く、年代ごとに違いがみられた。


以上引用。


前半の内容と半ばこじつけ的な内容となっておりますが、男性と女性では質の違いがあるわけで、見た目に対するお金の掛け方も意識の持ちようも若干違っているところがこの記事からも分かります。

何といっても、男性は異性を意識して、女性は同性を意識するってところが面白いですね。



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