仕事がデキるとかデキないとか
佐渡島庸平さんの「観察力の鍛え方」の中で、こんなことが書かれてあったのがとても印象的でした。『優れた仕事に必要なことは、ホームランではない。当たり前を積み重ねることだ。だから、突飛なアイデアを思いつくよりも、基本を身につけることが、一番重要だ。どんなフェーズにいる人も、まずは「真似る」。』
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そう、「真似る」という部分。ここが非常に重要であると私は思うわけです。
営業マンである私ですが、営業で結果を出したいならば成績の良い営業マンを真似ることから始めるのが一番簡単。
ただ、真似ること自体は簡単ではありません。アプローチは簡単かもしれませんが、それ自体をやることは非常に難しいもの。
真似る際に、よくロールモデルがいないことを嘆く人もいますが、普通に考えて全く同じモデルなど存在するはずもありません。そもそも人は違うのですから。
なので、似たような感じのロールモデルを探し半ばこじつけ的に真似るが正解だと私は思っております。
私が仕事で携わる美容室ですが、ヒマであることを嘆くお店も多く、ならば、繁盛店を探し、しかも、別に美容室でなくても構わない、そこを真似ることをやればいいのにも関わらず、何故かそこだけはしようとはしない。
デキない営業マンでも同じようなことがいえて面白いわけですが、何でしょうかね、自己評価ってやつが異常に高いのでしょうか?
以下の記事はその典型のように思えてしまい・・・
『「努力は報われる」と考えている人は伸び悩む…本当に仕事ができる社会人になるための基本の"き" 』
どうすれば「仕事ができる人」になれるのか。「新人研修ワースト3のポンコツOL」で、現在は外資系企業のITエンジニアとして活躍するへいうさぎ氏は「仕事は努力をすればいいわけではない。不得意は助けてもらえばいいし、わからなければ教えてもらえばいい。むしろ一人でなんとかしようと抱え込むと周りに迷惑をかける」という――。(後略)
以上引用。
営業という仕事をしていて思いますが、仕事がデキるとかデキないとかってつくづく相対的なもんだと思いますね。まあ、絶対的なものではないかと。
職場、人的ネットワーク、顧客構成、地域、諸々、つまり、端的にいってしまうと環境が仕事がデキる多くの要素だと思います。
優秀とされたビジネスマンでも転職して躓くことがあるのは、自身の置かれた環境を甘く見積もったせいでしょう。多分。
そもそもが仕事って一人では何もできないですからね。もちろん、処理的な業務は違いますよ。
私としては、仕事がデキるとかデキないとかに関しては以下の記事が興味深かったです。参考までにどうぞ。
『仕事ってどうやったらできるようになるのかが何となくわかってきた。』
マイケル・サンデル「実力も運のうち 能力主義は正義か?」
「アーノルド・ベネットの賢者の習慣」
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