言葉の意味と定義はちゃんと調べた方がいい
「自己肯定感」とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。しかし、とくに定まった定義はない。「自己効力感」とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること。カナダ人心理学者アルバート・バンデューラが提唱したとされる。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
ということで、上記はウィキペディアを参照させてもらっております。「自己肯定感」と「自己効力感」では似たような言葉ではありますが意味が違います。
『自己肯定感は「低い」ほうがいい? 「自分は駄目だ」と落ち込みやすい人への心理学者からのアドバイス』
この記事が私にとって興味深いのは、とりたてて「自己肯定感」を説明していないところです。つまり、冒頭にあるように定まった定義がないにも関わらずに話を進めること自体がどうなのだろうかと。
自己肯定感に限らず、意味を曖昧にして何となく使われている言葉が最近?とくに多いように感じます。
冒頭に引き合いに出した「自己効力感」ですが、最近まで私も自己肯定感と何となく同じような意味だろうと考えておりました。
ところが、先日、鈴木祐さんの「YOUR TIME ユア・タイム」で時間感覚タイプテストを受けたところ、私のタイプの説明の中で「自己効力感」が出てきたわけです。
その説明文を読むものの何とも文脈がつかめず、それもそのはずで「自己効力感」を「自己肯定感」ぐらいにしか考えていないわけですから読めるものも読めるはずがありません。
自己肯定感はあくまでも「感情」の話。一方、自己効力感は「認知」の話。
これはこれでまるで違うものです。感情ならば常に状況に応じて変わってしまうものですから。
まあ、そんなことを考えていくと今回取り上げた記事の心理学者のアドバイスも何か的外れのように思えなくもない。
とはいえ、私も自己肯定感も自己効力感も大して区別がついていなかったのでお恥ずかしい話なのですが・・・
言葉の定義や意味は自身の思い込みを防ぐためにも面倒でもちゃんと調べるのがいいでしょうし、そうすると色んな情報にも振り回されなくなるかもしれませんね!?
鈴木祐「無(最高の状態)」
「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
コメント