社長の年齢と業績は関係があるのか?


53歳。この数字?この年齢は、2050年の日本人の平均年齢。2020年の平均年齢47.2歳から2050年には53歳まで上昇するらしい。これは今後も平均寿命が上昇する恩恵?であるということを意味するともいえる。但し、平均寿命が延びても子供の出生数が減れば、社会の高齢化と人口減少は進むわけで、その最たる例が日本。

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「社長の年齢」過去最高を記録、平均63.02歳 - 最も高齢化が進んでいる業種は?

2022年の社長の年齢分布は、70代以上が最多の33.3%(前年32.6%)と、2019年から4年連続で30%台に。50代も24.6%(同24.1%)と上昇が続き、2022年の社長の平均年齢は、調査を開始した2009年以降で最高の63.02歳(前年62.77歳)を記録。高齢化に伴い、60代以上の社長の構成比が初めて60%を超えた。

社長の年代別の企業業績をみると、70代以上は42.9%と最も低く、社長が高齢化するほど増収率が下がり、業績悪化の傾向にある。高齢の社長ほど業績悪化が進む傾向は変わらず、後継者不在や事業承継問題は大きな経営リスクとして浮上している。(後略)


以上引用。


心配しなくても、数年後には「最も高齢化が進んでいる業種は?」といった問いも全く意味のないものになっていることでしょう。

一つには、平均年齢の上昇と高齢化、もう一つには、テクノロジーの進化によって産業の組み合わせが既に起きているわけで、業種という考え方がいつまでも通用しなくなるだろうから。

では、何を問題として捉えるべきか?





リンダ・グラットンの「リデザイン・ワーク 新しい働き方」では、先進国の人口減少と高齢化は避けられず、ならば新しい働き方を年齢にとらわれず生み出さなければならない、としています。

とくに、60代、70代、80代になるまで働けるようにするためには何が必要かを考えなければならない、と。

例えばこういうこと。

老いや生産性に関する固定観念にとらわれるあまり、60代以上の人たちの働く機会を狭めていないか。そして、新しい働き方のモデルを考えたとしてもそれが、20代や30代のニーズや願望にばかり目が向けられて、50代以上の働く人たちのニーズや願望を軽んじていないのか。

つまり、年齢に対する固定観念を捨てた上で働き方を考え直せ、ということなのでしょう。

となれば、記事中の『高齢の社長ほど業績悪化が進む傾向は変わらず、後継者不在や事業承継問題は大きな経営リスクとして浮上している』はあまりにも短絡的過ぎる思考といえます。

社長が高齢だから業績が悪化するのでしょうか?

業績が悪化するのは社長が高齢だから?

そんな単純な話ならば誰も苦労しないと思いますが・・・





「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」




河合雅司「未来を見る力(人口減少に負けない思考法)」





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