働き方のニーズの多様化を考える


働き方改革は政府主導による国全体の取り組みです。その働き方改革が必要とされる背景には、「少子高齢化による生産年齢人口の減少」と「育児や介護との両立など働き方のニーズの多様化」の大きく2つの社会的要因があるといいます。また、コロナの影響もあって多くの企業が従来の働き方を見直すタイミングになったことはいうまでもありません。

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リモートワーク可の求人「3カ月で半減」の衝撃。本格的な「出社回帰」始まるか

求人検索サイト「Indeed」が新たに発表した日本の労働市場レポートで、驚きの結果が出た。リモートワークが可能な求人の割合が、2022年10月以降から今までの短期間で半減していたのだ。

ツイッターのイーロン・マスク氏、ウォルト・ディズニーのボブ・アイガー氏、セールスフォースのマーク・ベニオフ氏など、アメリカではいわゆる「出社ガチ勢」CEOたちも話題を呼ぶ。日本もオフィス回帰が始まるのか?(後略)


以上引用。


上記は、働き方の「ニーズの多様化」を示すもの。

働き方改革が必要とされる理由のひとつである「働き方のニーズの多様化」ですが、リモートワークも働き方のひとつ。

コロナ禍で普及した感が私にはありましたが、どうやら現実にはそこまではなさそうですね。この記事によればですが。

リモートワークだけを取り上げると場所にとらわれないことだけに目が行きますが、それ以上に重要なのはむしろ時間の管理だといいます。

リモートワークの多くの場合、自宅からとなるはずですが、そうなると時間の管理をどうするかって話です。

場所と時間をセットで考えるのが、「働き方のニーズの多様化」であるようです。





リンダ・グラットンの「リデザイン・ワーク 新しい働き方」によれば、コロナ禍では『柔軟な働き方がもたらす恩恵と困難が見えた』とありました。

その詳細は、本を読んでもらうことにして、リモートワークで生産性は上がったものの、人と人とのコミュニケーションってやっぱり大事なんだと再確認させられることが多かったとか、

リモートワークという働き方を企業がどのように支えてしかも生産性を落とさず、孤独にさせない取り組みをするかが大切なのでしょうかね!?

で、こんな厄介な働き方なら止めた方がいいっていうのも短絡的すぎるので、まさにそこをどうやればいいかを考えなければ「働き方のニーズの多様化」って果たせないんじゃないかってことなんでしょう。

とはいえ、この記事から面倒だから取り敢えず出社させておくかって感じだとすると、コロナから活かせたものってなにもないって等しいと言っているようなものかと。

でも、企業からすると色々と大変ですよね。業績だけでなく働き方の管理までしなければならないのですから。

これが時代の流れってことなんでしょうけれど・・・





「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」





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