嫉妬しないように必死だったこと


先日、あるサイトでこのようなものを読んでしまいました。
『中小企業は基本的に社内の登場人物が限られている。これが私はとっても危険だな、と感じることが多い。世の中の技術動向は日進月歩で、あっさり流行が終わったり始まったりするのに、同じメンツとだけで関わっていると時間の流れがスローである。』

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所謂中小企業で数年ほど働いている人(もちろん全てではありませんが)ならば、上記には薄々気づいているはずです。


ビューティーワールド ジャパン 福岡に9,243名が来場

「ビューティーワールド ジャパン 福岡」は2023年2月8日閉幕。初の3日間開催で過去最多の9,243名が来場した。

主催・メッセフランクフルト ジャパン。
今年から会場をマリンメッセ福岡A館に移し、初出展の95社を含め192社がヘア・エステティック・ネイル&アイラッシュなどに関する多彩な製品、サービス、技術を披露した。フェムケアやインナービューティ、メンズ製品を対象にしたブースも注目を集めた。(後略)


以上引用。


ということでありまして、先日、「ビューティーワールド ジャパン 福岡」に行ってきました。美容業界の展示会ということもあり非常にキラキラとしておりました。

それはそうと、冒頭にあるように流行を掴むとか知るとか(つまり時代性を読むということ)、これってビジネス的には当たり前なのですが、何故なのか、多くの人がやらなくなります。

最近では、ネット社会ですから流行や情報はスマホで仕入れられると思い込んでいるフシがあるようで、それだけで満足というか分かった気になっている人も多いのかもしれません。

確かに、実際に足を運んだところで何もないのかもしれませんが、とはいえ、何かあるかもしれない。

展示会、それ自体は別に珍しいものでもありませんが、そこに出店している企業は毎年何かしら新しいことを仕掛けてきます。そして、新規参戦してくる企業だってある。

同じような感じのモノやサービスですが、同じではない。

5年前にはなかったであろう、フェムテック関連の商材があったり、美容というよりは、全体的に医療美容というノリになってきている。

冒頭にあるような状況を打破するには、これといった解決策などないのですが、まずは外を知ることから始めなければなりません。

外を知り、そこで何を感じることが出来るのか?

その時に注意したいのが、「斜に構える」をしないこと。これって言い換えれば、嫉妬です。やっぱり嫉妬したら負けなんですよね。

実際、私も「こんなところに出店したとしてもたかが知れている」という嫉妬と斜に構えるを抑えるのに必死で、やっぱり美容メーカーであるからには出店したいというのが本音でした。

だからこそ、今がどんな感じの流行になっているのかを必死で追っていました。とにかく今を追っていました。

まあ、たった1回だけ参加したからといって何か変わるはずもありませんが、とはいえ、まずは1回からということで。

登場人物(社員も顧客も)が固定する環境を変えるには、取り敢えず自分の意識を外に向けて、そして、実際に外と触れ合うしかありません。その意識と行動が変わらなければ、新しく社員が入ってきても新しい顧客と出会っても、今までの延長で付き合うだけなので。

つまり、何も変わらないということです。





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