プロもアマも好きには違いはないけど


少なくとも私が携わる美容師(美容室)さんは、美容の仕事(技術)が大好きです。時代を反映するような「好きなことを仕事にする」といったものではなく、例えば、野球が好き、みたいな感じです。なので、野球をすることが好きであるように、美容の技術をすることが好きなので、あまり店舗運営や接客には積極的にはなれない印象を受けます。

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回復遅れる美容業

12月の第三次産業活動指数
経済産業省は2023年2月15日、12月の第三次産業活動指数を発表した。同指数は、中央官庁などが作成した統計を基に基準年(2015年)の平均値を100として指数化したもので業界動向が把握できる。ここでは季節調節済指数を採用している。12月の指数は、美容業が前月比で1ポイント上昇したが、前年同月比はマイナスだった。美容業は生活娯楽関連サービスのなかではコロナによる影響は限定的だったが回復の遅れが目立つ。理容業は総合並みに回復している。


以上引用。


美容室の多くは、個人経営です。だからなのかは分かりませんが、多くは、店舗を運営している感じで、ビジネスとしてやっているようにはあまり感じられません。

スポーツにはプロとアマがあります。その差は何なのかは私にはよく分かりませんが、私が思うのは、お金(責任)が発生するか否かということ。

美容室を運営していくということは、そこには必ずお金(責任)がつきまといます。

どれだけ、美容の仕事が好きだから、といったところでお客さんが来店してくれなければ意味がありません。

でも、アマであれば、ただ好きであればいい。

つまり、お店をやっている以上は常に集客の問題がある。そこを解決し続けなければ大好きな仕事は続けられないわけです。

プロとしてやっていくとはそういうことです。

美容メーカーの営業マンとして美容室を回っておりますが、美容室の悩みなんてものは、技術や接客に関するものはごく一部で、殆どが集客(売り上げ)に関するものです。

まあ、営業マンの悩みも売り上げなわけですが・・・

ということで、美容室全体がビジネス(集客の問題に真正面から取り組む)として美容室をやっていけば、売り上げ的にはちょっとは変わるかもしれませんね!?





鈴木祐「進化論マーケティング」




金山宣夫「ドラッカー「答えのない時代」をどう生きるか」





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