客層の把握
コロナ禍なんていわれるようになってから、「ビフォアコロナ・アフターコロナ」とかなんとかいい出して、次に出て来たのが「ウィズコロナ」で、そんな感じのコロナもようやく終息?収束?となるようで、最近は、この3年で各種業界がどうなったのかを総括するような記事も見受けられます。
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コロナは予測することの無意味さを私に思い知らせてくれたわけですが、そんなコロナ禍でも現実は待ってくれず、戦争からの輸入物価上昇を受けて、どうやらコロナ以上の不測の事態となっているようにも思えます。
ということで、コロナで槍玉に挙げられていた外食産業の現状。
『大打撃の外食「客が戻る・戻らない」店の決定的差 病み上がりの外食産業を襲う食品の価格高騰』
コロナ禍がようやく終息に向かいつつある。この3年は、外食産業にとっては未曽有の災厄となり、ほとんどの企業がその業績に大きなダメージを受けてきた。コロナ禍の終盤(であると期待したい)となった今、外食産業はどうなっているだろうか。(後略)
以上引用。
ざっくりと全体の数字だけみれば、2019年と比較すると「戻っている」ということになりそうです。ただ、細かく見ていくと、居酒屋の状況が酷いというか、あれだけ政府からメディア?から営業自粛要請を受けていたりすればねぇ、という感じでございます。
もちろん、「その分給付金が~」みたいなことを突っ込む人もいるでしょうけれど・・・
そんなことよりも私が気になったのが以下の部分。
『各外食企業の顧客層がどのような所得階層か、を公表したデータはないため、われわれにはこれから各社にどのような影響が出るかを予想できない。しかし、外食企業として自社の顧客層の所得階層を把握しているのであれば、顧客のロイヤリティを加味しつつ、物価上昇の進行度合いに応じたシミュレーションが可能だろう。』
つまりは、客層の把握でございます。
これ、どこの業界にも当てはまる内容かと思いますが、美容業界、つまり、美容室もまんま当てはまります。
元々から美容室を利用するのは、若い層ではなく少なくとも40代以上といったところで、現実には、60代以上に支えられている美容室が圧倒的に多いはずです。多分?
で、コロナで不要不急の外出自粛です。
影響を受けないわけがない。
更には、当時から指摘されていた「高齢者を外出させないのは逆に足腰を弱らせるだけ」というものがあり、まあ、介護が必要になるよっ、てことです。
そして、実際にどうなったかは把握が難しいところでしょうけれど、私の周りの美容室からは、顧客が「介護が必要になった」「認知症になった(進んだ)」が普通あるという話を聞きました。
結果的には、もはや何が何だかよく分からない状況が現実には起こっていて、それでも何とか生き残るにはあの手この手でやっていくしか道はなさそうです。
あの手この手は確かにそうなんですが、ただ、そこは現状把握からの分析して、どういう手筈で事を進めるかは普通に考えないとダメかと。ただ、ダラダラと「営業を必死に頑張ります」だけでは現実はもっと厳しくなりそうかと思う次第です。
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