再現性と相関関係
いつの間にか私自身も営業マンを見る(管理する)側にいて、営業マンから所謂ホウレンソウ(報連相)を受けてはため息しか出ない日々を送っております。世の中には、仕事のノウハウからはじまり、営業の指南書ともいえるビジネス書に溢れておりますが、実際にそれを手に取っても上手くいく人もいればそうでない人もいるのが現実です。
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更に付け加えれば、ビジネス書を手にすら取らない人の方が圧倒的多数だと思いますし、しかも、取らないからといって仕事ができない人ばかりでもないこともあります。
要するに、自分のやろうとするか与えられたかは関係なく、目の前にある仕事に対してどう向き合うかの問題です。
その向き合いかたがそもそも人それぞれなので。
目の前の仕事をもっといいものにしたいならば、考えたならば、自分の頭でものを考えるはずです。
つまりは、この自分の頭で考えることに差があるということ。そして、考えるは必ず行動がセットであること。
考えだけで行動がなければ、それは妄想ということでしょう。
『成果を出し続けるトップセールスの行動習慣10選』
前提として、トップセールスは自分を本気で変えていくという『覚悟』をもっています。目標に追われるなか着実に成果を出すために、毎日どんな習慣を意識して過ごしているのでしょうか。トップセールスに共通している10の行動習慣をご紹介します。(後略)
以上引用。
トップセールスの行動習慣10選
①退路を断つ
②逆算思考
③ピュアセールスタイムへの意識
④行動量へのこだわり
⑤商談相手へのこだわり
⑥味方をつくる
⑦白黒つける姿勢
⑧知識の研磨
⑨マーケット思考
⑩改善行動の徹底
便利な世の中になったものです。こういった情報がタダでネットから得られるわけですから。
これとは同じではありませんが、私もかつての上司からも社長からも営業マンとしての教育?指導?を受けてきました。
上記の10選も確かにそうでしょうし、私が教わってきたこともホントそうなんでしょう。
ただ、科学の世界で論じられる、因果関係と相関関係の違いを理解していれば、このような情報にも冷静に対処できるのではないかと思います。
その行動を取ったからトップセールスになったのか。それとも、トップセールスに共通する行動だったのかでは、まるで意味合いが変わってきます。
まあ、ビジネスに関するものなど殆ど再現性がないものばかりだと思っている私なので、「〇〇をやればあなたも出来る」といった話はネタ的に捉えておいた方が身のためかと思う次第です。
「アーノルド・ベネットの賢者の習慣」
マイケル・サンデル「実力も運のうち 能力主義は正義か?」
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