耳の痛い話ほど有難い!?


バイアス。直訳すれば、「偏ったものの見方」のこと。人間は、常に一定の決まったパターンでミスを犯すという現象を表した言葉でもあります。ことわざでいうところの「人の振り見て我が振り直せ」はバイアスを見抜いていたかのようでもあります。

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実際のところ、「人の振り見て我が振り直せ」を実践するのは非常に厄介であり、その原因ともなっているのが、まあ、バイアスってもんでしょう。

自分の間違いを認めるのは誰でも嫌なものです。

「人の振り見て我が振り直せ」を実践するのが何故難しいかといえば、そもそも自分自身の問題だとは思わないところにあるのではないかと。

失敗をした人を見たり、愚かな行動をとる人を見たりすると、そんなことするのは他人ばかりで、自分には関係ないと思い込んでしまうケースなど非常に多いのではないでしょうか。

まあ、考えたフリをする人もそれと全く同じかと。

なので、自分自身の評価ってもんほど当てにならないという話を聞いたときは、非常に納得したものです。

ということで、バイアスの罠にはまらないように、そして、「人の振り見て我が振り直せ」を実践できるようにするためにフィードバックというものがあります。

フィードバックとは、相手の行動に対して改善点や評価を伝え、軌道修正を促すことを言います。

フィードバックの基本は「どうすればもっと良かったか」という点についての意見をもらう、ということ。

そして、フィードバックは外部からされるべきだということ。自分自身では、前述のバイアスにはまる可能性が高いので非常に難しいわけです。

だからこそ、超一流の経営者やアスリートにはコーチがついているらしいのです。

簡単にいえば、自分にとって耳の痛い話を聞ける環境にあるかってことなんでしょうね。

つまりは、「No pain , no gain」ってことなんでしょう。

成長とか向上とか、成果を出す、といったものでは避けては通れない道のようです。一万時間の法則などはその最たるものかと。

ということで、以下のような記事は参考になるかと思う次第です。


従業員調査の悪い結果に管理職が感謝すべき理由





山口周「外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント」




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