切っ掛けを探している
4月、またしても値上げであります。私が営業で回っている美容室でも値上げするところもあったり、なかったりと。美容の技術で使う材料費、更には、光熱費が上昇しているので、そこは普通に値上げするしかないのでは?とも思いますが、とはいえ、思い切って出来る人もいれば出来ない人もいるわけでございまして。まあ、そこは、お客さんにどう思われるか、つまり、失客を避けたいわけでございます。
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『満足しているヘアサロンの値上げは納得』
諸物価が上昇する昨今、この半年間で値上げしたヘアサロンは38%あり、値上げ幅は「500-1000円未満」が多い。ユーザーの約7割は値上げに納得しているものの、利用するサロンを変える意向の人もいて、とくに普段から満足度の低いサロンに対しては、値上げを機にサロンを変える可能性が高い。(後略)
以上引用。
人ってどこかしら天邪鬼的なところがございまして・・・
気に入っているものを人前ではあえて好きではないといってみたり、その逆も然りで。
なんというのでしょうか、直接、他人に対して物事を伝えられないというのでしょうか。
まあ、結局は、人からどのように思われるかを気にするあまり言えずに悶々としてしまうケースは誰もがあるところだろうと思います。誰だって嫌われたくないので。
値上げにしてもまさしくそうで、コロナはとくに顕著だったと思いますが、コロナを理由に言い逃れとか言い訳が随分できたのではないかと思います。
コロナだから(美容室に)来店できない、というように。
そういえば、営業マンでもコロナを理由に美容室訪問を拒否された人もいるでしょう。
つまりは、タイミングを計っていたということです。
今回、私の会社では昨年、一部の製品を値上げしました。
値上げを機に購入しなくなるケースもあって、上記のような言い訳とういか購入しない理由を遠回しに言ってくるケースがあって、ちょっと笑ってしまいました。
変えてもいないのに「製品(トリートメント)の匂いが変わった?」というクレームをもらいまして・・・
いや、変わっていませんよ。というか、イチイチ変えないし。
これまで散々その匂いで使ってきたのに、少なくとも10年以上。もちろん、この方、女性なので女性特有のホルモンのバランス系で匂いを敏感に感じるのはありますが、お店にはちゃっかりと別のトリートメントが置かれてあったので、まあそういうことかと。
ということで、記事では、3割はお店を常々変えたけど切っ掛けを探しているということなのでしょう。
結局は、去る者は追わず来る者は拒まずではないですが、その分、新規客獲得に精を出すしかないのです。
東浩紀「ゲンロン戦記」
平野啓一郎「私とは何か―「個人」から「分人」へ」
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