不満を抱くなら不安を抱えてしまえ


あの「嫌われる勇気」の中でこんなことが書かれてありました。変わることで生まれる「不安」と変わらないことでつきまとう「不満」があるのだと。人は変えよう・変わろう、とするとき勇気が試されるという。

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というわけでありまして、不満をため込むのは自身の現状維持を求め、他人や周りの人間に過度に期待する態度だと私は理解し、できるだけ不安を持つように心がけております。

つまりは、自分の都合の良いように他人が変わってくれないから不満を抱くわけですね。

ならば、こちらが変わればいいだけの話であり非常にシンプル極まりないわけでありますが、とはいえ、それを実行に移すとなると異次元の難しさというか、今度は、自分にも周りにも言い訳をするようになるわけです。


部下への不満、1位「指示をうまくくみ取れない」- 上司への不満1位は?

上司に対し、どのような上司でありたいと思うか尋ねると、1位「部下の話に耳を傾ける」(67.3%)、2位「言動に矛盾がない」(59.1%)、3位「適切にサポートできる」(54.5%)との順に。一方、部下にどのような上司と働きたいと思うか聞くと、1位「部下の話に耳を傾ける」(67.3%)、2位「感情的にならない」「適切にサポートできる」(各52.3%)となった。

上司が部下に対して抱いている不満は、1位「指示をうまくくみ取れない」(34.5%)、2位「気分で態度が変わる」(27.3%)、3位「周りの意見を聞き入れない」(24.5%)。他方、部下が上司に対して抱いている不満は、1位「気分で態度が変わる」(32.7%)、2位「指示が一貫しない・分かりにくい」(28.0%)、3位「人によって態度が変わる」(24.3%)と続いた。


以上引用。


会社というのは、どこまでいっても人間関係に尽きるのでしょう。そして、マネジメントといえば、仕事をではなく感情をマネジメントするのが殆どのようです。というか私にはそんな感じに見えてしまう。

感情は使い方によっては自身をブーストさせるものですが、今回の記事のような感情は邪魔にしかならない。

なので、会社の業務遂行上、そこに感情が入り込まないように管理というかデザインというか、そんなことが必要なのでしょう。

とはいえ、いかにデザインされた業務であっても所詮は人が行うので、結局は感情のマネジメントが必要となるんじゃないでしょうかねぇ!?

私は比較的ドライに物事を決めていく方なのですが、実際に物事を決めるときには相手の感情をちゃんと把握して進めなければ事故を起こすことは間違いありません。

といいつつ、私自身が「ドライに」なんて思っているだけで周りが自分をどう受け止めているかはマチマチでしょうから、感情を配慮した接し方が仕事で求められるのは確かです。というか当たり前。

ただ、そればかりをやっているようだと一体全体会社って何なんだって話で、上司とか部下とかではなく、仕事が上手くいくかどうかから下って物事を見ないと頓珍漢なことになるってもんです。

意外にも自身の果たすべき仕事を理解せず仕事している人って多いですからね!?あくまでも個人的意見ですが・・・





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