やり方とかコツの正体とは


出来ないことが出来るようになるには出来るようになるまでやり続けるしかなく、理解できない物事を理解できるようになるには理解できるようになるまでやり続けるしかありません。つまりは、試行錯誤を繰り返すしかなく、やり方やコツといったものは後付け的に発生するものです。

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試行錯誤の繰り返しは個々人で違うので、そこから結果的に得られるやり方やコツが同じということは稀だと思います。もちろん共通するものもあるかもですが。

営業でも勉強でもやり方やコツを欲しがる人がいるようですが、結局これは思い込みで、成功している人や上手くいっている人が特殊なやり方やコツを知っていると思っているのでしょう。

でも、誰だって誰でもできることしかやっていないし、やれない。ただ、少しでも明日が改善できるように仕事を最適化したりして、努力を続けているだけ。

営業でも断られるから断られないようにするだけ。断られない方法などあるはずがない。その方法が一人ひとり性格の違う人間に当てはまるはずがない。

で、このやり方やコツっていうのは、一体いつ頃から欲しがるものなんでしょうか?


学習方法「分からない」7割 小学生で急増、コロナ禍影響か―東大・ベネッセ調査

小学4年~高校3年を対象にしたアンケート調査で、「上手な勉強の仕方が分からない」と答えた割合が2019年以降増加し、22年は7割近くに上ったことが11日、分かった。特に小学生で急増しており、調査に携わった研究者は「コロナ禍で体験から学ぶ機会が減り、試行錯誤や挑戦も少なくなったため、学習方法が身に付きにくくなったのではないか」としている。調査は東京大社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が実施している共同研究の一環。16~22年の7~9月、モニターとなっている全国の小4~高3を対象に質問紙やインターネットを通じて調査し、毎年1万人前後から回答を得た。(後略)


以上引用。


勉強に方法があると思い込ませ、その方法を販売することを企むのがベネッセなんですかね?(宣伝の一種かと)

そもそも勉強に方法があるはずもないのに。もっといえば、コロナとかもっと関係ないのに。

試行錯誤を形にしたものが「やり方」といえばやり方だし、これは人によって違うもの。どんな物事に対しても出来るようになるためにも理解できるようになるためにも、頭を使いながら手(身体)を動かすことしかないと思う私です。

ちなみに、上記の記事があるかと思えばこんな記事もあるのでありました。


成長するのが楽しいからやる!子どもが自己調整で「自立して学ぶ」学校の仕掛け





伊藤穣一「教養としてのテクノロジー」




落合陽一「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書」





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