的外れな意見かと思いますが
企業が消費者をコントロールできたのは、情報の少なさを武器にできた大昔の話。あらゆる情報が瞬時に流通する現代では、人間の感情を操るような企みはすぐに白日のもとにさらされます。その結果、現代のユーザーは、かつてないほど誠実さを求めるようになったわけです。
鈴木祐「進化論マーケティング」より
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つまり、現代においては企業にとって、「誠実さ」こそが最大の武器ということ。
詳細は、「進化論マーケティング」に譲りますが、私たちが有する「決する本能」を侵害されていたことに多くの人が気づき、「安らぐ本能」が大きく活性化された状態が現代ということなのです。
そんな本能が活性化されているからこそ「口コミ」の威力が発揮されているような気もします。
企業からの一方向からの情報ではなく、実際に使った人の感想こそが商品の売れ行きに大きく影響をしているようにも思いますし。
『サントリー生ビール、なぜ大きな反響を呼んだか…秀逸すぎるマーケティングリサーチ』
サントリーが4月4日に発売した「サントリー生ビール」は、プレスリリースの時点で大きな反響を呼び、日本経済新聞はもちろんのこと一般紙においても取り上げられていた。
プレスリリースによると、コンセプトは「飲み始めから飲み終わりまでおいしいビールを目指し、“グッとくる飲みごたえと、かつてない飲みやすさ”を両立」となっている。製造に関する特徴として、厳選された麦芽に加え、コーングリッツを使用し、手間ひまかけた「トリプルデコクション製法」(糖化工程において仕込釜で麦汁を煮出す「デコクション」を3回実施する製法)を採用した点などがアピールされている。(後略)
以上引用。
大きな反響・・・あったことすら知らないし、この商品も知らない。
何というのでしょうか、サントリーとは関係なく、この記事自体がどこまでいっても胡散臭い。ただただ胡散臭い。
マーケティングリサーチなるものが秀逸だったかどうかなんて、コンセプトに紐づけられるかどうかよりも、あくまでも結果次第なんじゃないですかね?
まあ、私の的外れな意見かと思いますが・・・
佐々木俊尚「キュレーションの時代」
ジョセフ・シュガーマン「シュガーマンのマーケティング30の法則」お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
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