来るところまできた!?
ヤマト運輸は、6月1日から宅配サービス「宅急便」などの配達が1日遅くなると発表した。理由として、「ドライバー不足、老朽化した道路の速度規定など」とのこと。私としてはなんとも衝撃的なニュースであり、いよいよ来るところまできたのかって感じです。
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発表によると「届け日数にゆとりを持たせて」とあるのですが、そう書くと聞こえは良いのですが、いやいや、要するにサービスの品質劣化です。
これって需要はあるのに供給が追い付かない状況ですよね!?
需要(仕事がある)があるにも関わらず、ドライバーになりたがらない。それってつまり、劣悪な労働環境っていうのもあるんでしょうけれど端的に賃金の問題でしょう。
でも、この手の職種では賃金が上がっていくイメージって今の日本であります?ていうか、日本で賃金が上がっていくイメージってあるんでしょうか・・・?
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人手不足と書けば聞こえは良いですが(本日2回目の言い回し)、ホントは低賃金労働者不足、低賃金で都合よく働いてもらう人が不足しているってことです。
それを言葉のあやとでもいいますか、巧みな言い回しで、技能実習生と表し海外の人材で埋めてきたわけですが、日本にいくインセンティブも弱まりだしいよいよってところのようです。
現場で必死に働く人たちの賃金をひたすら下げてきたツケが目に見える形で回ってきたわけです。
ちなみに、運輸なんかは「需要>供給」のようですが、美容室といえば「需要<供給」であり、事態はもっと深刻なのかもしれません。
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