供給過剰な美容室の美容料金
総務省が21日発表した2022年度平均の全国消費者物価指数は、前年度と比べ3.0%上昇の103.0だった。伸び率は消費増税時を上回り、第2次石油ショックに伴うインフレが続いていた1981年度(4.0%)以来、41年ぶりの高水準となった。
『22年度の消費者物価指数103 前年度比3%上昇、41年ぶり高水準』より
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『2022年の美容系料金 前年比ほぼ横ばい』
総務省は2023年4月21日、小売物価統計調査(2022年次)を発表。理髪料、パーマネント代、カット代、ヘアカラー代、エステティック料金の美容系物価は前年に比べ、ほぼ横ばいだった。(中略)
消費者の所得が増えないこともあるが、理美容業界は恒常的に供給過剰な状態にあることも背景にある。
以上引用。
美容室界隈でも安売り専門店は普通にありますし、普通という表現がいつの間にか定着していて、以前であれば安売り美容室は「大衆美容室」なんて呼ばれていて一部の珍しい存在だったわけです。
それが、今では美容技術の安売りは定番化してしまっている。
記事にもありますが、美容料金もここ20年以上横ばいという。
ただ、安売り美容室であっても昨今の諸事情は影響があったようで、値上げしているようで。1000円カットも今では1000円カットではなくなっていますしね。
とはいえ、その1000円カットが2000円カットとはなっておらず、一般の美容室と比べるとかなりの低価格を実現しています。
まあそこは、需要よりも供給が過剰であるので仕方がないわけで。
技術の質の勝負から店舗の価値の勝負の時代に突入した、なんてことを以前当ブログでも書いたりしました。
ところが、コロナと戦争からの輸入物価上昇を受けては、消費者は支出を減らす方向にいくわけで、しかも所得が上昇しているわけでもないので、同じモノやサービスであれば価格が安い方に流れるのは至極当然であります。
美容室の過剰供給が続く以上は、美容の技術料金はこんなもんでしょうね!?
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