任されるではなく任せて下さいが正解
まあ、かなり遅すぎるのですが最近になってやっと気づいたことがありまして、スキルを身につけるといった話ってありますよね。仕事でもスキルが求められる(試される)ことってあるわけですが、そのスキルってものは先行するものではなくて、自分のやるべき仕事によってコロコロ変わるものなんです。
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仕事が出来るようにスキルを身に付ける、といった発想を持つ人も多いのかもしれませんが、仕事のポジションというか役割というか、そんなものがまずあってそこに必要なスキルを身に付けるが正解だったりします。
例えば、私は営業マンですが、営業では言葉が商売道具のようなものなんですが、だからといって話す仕事をやっていた人間が営業マンとしても成績を上げられるかというとそんなことはない。
ただ、話すのが上手いというよりも流暢なだけ。
営業では、言葉を使うだけであって、結果としてモノが売れなければ意味はありません。
『20代の4割「成長を実感できない」 会社への不満も』
就職情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、20代の社会人を対象に、「仕事における成長」に関する調査を実施した。その結果、全体の約4割が「成長の実感」を得られていないことが分かった。(後略)
以上引用。
ということで上記なんですが、成長云々は私にはよく分かりません。そんなものをイチイチ実感する必要があるんですかね?
それよりも気になったのが、『「新しい仕事を任されたり、昇進・昇格など評価されると、成長しているという実感を得られる」という意見があった。』という部分。
これですが、何でしょうかね、「任される」ってどういうことなんでしょうか?
こんな考えの人ってきっと一生任されることはないと思いますよ。
仕事が出来るとか出来ないではなく、まず手を上げることでしょうね。そうすればやらざるを得ないので。
その状況になって、ホントに必要なモノ(スキル)が見えてくるものです。
順番が逆なんです。
自分に無理かなぁ位の仕事に取り組まないとスキルなんて身に付かないし、必要なスキルも見えないものです。
管理職もちゃんとそのへんは分かっているので、いくら手を上げても無理な人間には任せないもんです。自分はそうしてますがね。
自分が出来ることだけやっても出来ないことが出来るようにはならないので、出来ないことを出来るようにならないと成長なんて実感できないのではと。
そのためにも仕事でのポジションを変えなければどんなスキルが必要か分からないってことです。
リンダ・グラットン「リデザイン・ワーク 新しい働き方」
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