ドーパミンと同調圧力
評論家のウォルター・カーは、1962年の著書『喜びの減退』の中で、次のように指摘しました。
「私たちは皆、利益のために読書をし、契約のためにパーティーをし、人脈のためにランチをしなければならない」
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現代において、「もっと休息を取ろう」や「よく眠ろう」といったアドバイスは、会社でもっと成績を上げるようにするための口実?でしかないのではないでしょうか。
『日本人の38%が「休暇中に連絡を遮断しない」と回答 - 世界1位の多さ』
「世界で1位の多さ」って・・・
私も当ブログで、コロナ禍において散々書いてきた言葉の一つに同調圧力なるものがあります。
つまりは、日本ではそれがもろに影響を何にでも与えているのでしょうかね!?
ここに関して最近面白いことを知りました。最初に断っておくと因果関係などないのであしからず。
脳内の神経伝達物質であるドーパミン減りやすいか残りやすい、では意思決定に違いが出るとか出ないとか。
ドーパミンが減りやすい人は、自分で物事を決定することに快楽を覚えるタイプではないらしく、他人から指示されたルールに疑問を抱いたとしても「とりあえず、指示通りにやっておこう」と判断するそうです。
つまり、同調圧力に従いやすいタイプですね。
一方、ドーパミンが残りやすい人は、自分で物事を決定することに快楽を覚えます。なので、こちらは同調圧力に従いません。
で、日本を含む東アジアの人々のうち70%以上はドーパミンが減りやすいタイプの遺伝子を持つとされているとのことで・・・
前述したように、これで「やっぱり日本人は同調圧力に従う人が多いんだ」とはなりませんので。
なりませんが、一つのデータとしては参考にはなるでしょう。
ちなみに、ヨーロッパではドーパミンが減りやすいタイプは40%以下だそうです。
また、同調圧力に従うから悪い、同調圧力に従わないから良い、もないと思いますし、どちらも時と場合によって良いときも悪い時もあるとうこと。
まあ、そんな性格のようなものをどう使うかとか使わされているかが問題なのかもしれません。
ということで、休みがどうのこうのってのも国が違えば違うよねって感じでいいんじゃないんですかね?
鈴木祐「YOUR TIME ユア・タイム」
佐々木俊尚「時間とテクノロジー」
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