プロダクティブ・エイジング


いつまでも若々しくそして健康な身体でいたいものです。しかしな
がら、30代以降、多くの人は体力が落ちていくし、成長が老化に変
わっていきます。誰しも、年は取りたくないものです。


さて、長寿や抗老化の話でいうと、NMNという言葉を聞くようにな
ってきました。

ところで、NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)をご存知で
しょうか?

まず、NMNは体内で、体のエネルギー代謝に不可欠なNAD(ニコチン
アミド・アデニンジヌクレオチド)に変換されます。

脳の視床下部にはサーチュインと呼ばれる、長寿や抗老化に関わる
長寿遺伝子があり、これを活性化すると全身の骨格筋を若返らせる
指令が出されるとされています。

サーチュインを活性化するときに、NADが必要とされるが、NADは
加齢とともに体内で合成する力が低下していくとされています。

そこで、NADに変換されるNMNを摂取することができれば、NADを
補って、サーチュインを活性化できるるわけですね。

で、現在このNMNを「機能性表示食品」として製品化するところも
出てきています。

このNMNの摂取が長寿や抗老化に対してどれほどのものかは、今後
も研究課題ではあります。

誰しも、年は取りたくないので、物凄い需要があるでしょう。

これまで、老化・寿命の制御メカニズムの研究は、殆ど行われてこ
なかったそうです。ところが、世界に目を向けると、世界の趨勢は
「多くの病気の大体は老化にある」という考え方になってきている。

そこで、日本でも2017年に文部科学省で「老化メカニズムの解明・
制御プロジェクト」が始まりました。

この研究の目標は「健康寿命を延ばす」ということです。

ただ一方で、積極的に年齢を重ねていくという考え方もあります。
それを「プロダクティブ・エイジング」(生産的・創造的な高齢化)
と言います。

アンチエイジングよりは、より建設的な印象を個人的には受けるの
で、大好きな言葉ですね。


NMNについては、ホリエモンの著書「健康の結論」を参考にさせて
もらいました。

健康の結論



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