コロナも5類に移行するということで
美容室は「社会生活の維持に必要な施設」ということで、コロナ禍における緊急事態宣言が出された場合でも営業が継続できました。ところが、実際のところ美容室の経営は不要不急のイベントなくしては成り立たない状況がございまして、しかも、コロナの流行時は、感染の温床のような扱いを受けていたような印象も私にはございます。そんなこんなで、ここ数年は、美容室にとって、(まあ、美容室に限ったことではありませんが)かなり厳しい状況だったはずです。
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『物価高騰の影響が大きい 理容業美容業の業況判断理由』
日本公庫 景気動向調査(2023年1~3月期)
前期比で悪化した理容業・美容業の業況IDだが、その判断理由に影響しているのは、昨今の物価高騰がありそうだ。
日本政策金融公庫(日本公庫)が2023年4月27日に発表した2023年1~3月期の「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」の業況判断理由より。
(中略)
美容業の業況判断理由
<今期>
好転:旅行やイベント等で外出する機会が増え、お洒落志向のパーマ利用客が増えている。(大分県)
悪化:コロナ禍以降、顧客の来店回数が減少し、規制が解除されても回復していない。また、顧客の高齢化や諸物価の高騰による影響も大きい。(埼玉県)
<来期>
好転:来期は入学式などの行事があり、GWなど行楽シーズンにも入るので、人の動きが良くなるだろう。(宮城県)
悪化:固定費の上昇が続くが、固定客中心のため、すぐには価格転嫁できない。
以上引用。
5月8日からコロナが5類に移行されるということで、その後の経済効果がうんぬんかんぬんといったニュースを見るにつけ、なんともいえない違和感を覚えてしまうのは私だけでしょうか?
緊急事態宣言、不要不急の外出自粛要請、コロナ感染予防に関わる専門家の数々の政策や提案といったものなど、まだまだあるでしょうけれど、そんなことが総括されず、取り敢えず前に進むみたいな。
それでいいんですかね?
良かったことは良かった、悪かったことは悪かった、ということって普通に整理しませんかね?
もちろん、美容室業界は、コロナ前から総売上は減少傾向にありましたし。かといってコロナの影響がなかったわけでもないでしょうし。
個人や企業の努力だけで何とかなる部分とそうでない部分が、曖昧にされた状態で数年が過ぎたような印象を受けます。
とはいえ、コロナが5類に移行するわけで、何でもコロナのせいにしておけばよかったターンが終了するのは事実なので、そろそろ別の言い訳でも用意した方がいいのかもですね!?
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