続 傲りがアップデートを狂わせる
前回の続きです。
仕事における知識やスキルのアップデートについてですが、最近では、アップスキリング、リスキリング、ということで耳にする話ですが、それはそれで重要だと思いますし、やるべきだと思っております。
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で、前回からの流れなんですが、若いころには自分の体調の良さには無自覚って話をしました。
これ、知識やスキルにも当てはまると思うんです。
まあ、教わったことやスキルを身に付けた当初は通用するとかしないとか考えることってあまりしないと思いますが、それでもそれを使って仕事をやっていくものです。
で、知識やスキルを使うことで何となく仕事が出来るようになって、結果もある程度ついてくるようになります。
そうすると知識やスキルのアップデートはしなくなるものです。というか、知らず知らずのうちにアップデート風に見せた、履歴をナゾルとかコスルことをして満足するようになっていきます(私もそうでしたので)。
しかも、これをやり続けていると変な傲りみたいなものが芽生えてきます。なんていうのでしょうか、「最先端にいる」みたいな。
それでも、一度教わってそれっきりになっている人よりはマシなのかもしれませんがね!?
ただ、ここはホント微妙なところなんですが、知識やスキルの劣化速度とうか、世の中に対しての通用度というか、変化の度合いといっていいかもしれませんが、分かりにくいんです。
何故、分かりにくいかというと実は簡単で、日頃から付き合っている人が固定されているからです。
そりゃそうですよね。
通用する相手にしか知識やスキルを使っていないんだから。だからこそ、アップデートなんて考えもしない。
でも、最初は、通用しない人に必死にくらいついて通用するように取り組んだはずなんです。そして、それが自信に繋がり今に至るわけですが、それが時として仇となることもある。
ホント微妙だなぁとつくづく実感します。
ここに関しては、これといった解決策ってあるのかどうか知りませんが、私が取り組んだのは、絶えず(あまり偏らないように)情報を入れて、そこから思考する、つまり、自分なりの考えを導く(アウトプット)ってことをやりました。
私の場合、現実に中小企業で働いており、そこまで社内の人材の入れ替わりもなく、顧客の入れ替わりも少なく、付き合う人を変えていくほどの知り合いもいませんでしたし、まあ、多少は変えましたが、とにかく情報を自ら進んで取りに行くようにしました。
そして、自分なりに情報から自分なりの意見が出せるようにしました。
また、自分の会社の商品とその周りの理論的なものまで改めて把握しました。把握して今の世の中とのギャップを自分なりに分析して、アウトプットしました。
そして、そして、肝は、そんなことを繰り返し、繰り返し行う、ということ。
これが自分のやっているやり方のようなもので、それで知識やスキルの劣化、老化、をある程度食い止められているかと・・・というか思いたいです。
リンダ・グラットン「リデザイン・ワーク 新しい働き方」
堀江貴文「信用2.0」
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