無理なのか無駄なのか?


物事に対して無理であると決め込むとそれ以上は思考しないものです。ただ、一方ではそれ以上考えても無駄であるものも存在しており、私としてはその境界線とやらがあるならばホント誰でもいいから教えて欲しいもんです。

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というのが、最近、自社商品の今後の展開について意見を求められました。

正直なところ「分からない」といったところです。

結局のところ、既存商品を深堀するのか新商品を投入するのかって話ではあるものの、どちらをやるにしてもいばらの道であることは疑いようのない事実であります。

現状、というか美容業界、とくに美容室向けの業務用商品というのは、一事が万事とはいかず、万事が万事?といったところで、例えるならば、毛髪の状態に合わせてイチイチ商品を供給しているようなものです。

だから、兎にも角にも、新商品のオンパレードであるのが美容メーカーの正義のように感じてしまいます。

面白いのが、美容室側もそこには気づいていて新商品が以前のものと大して変わらないのは頭では理解しているもののついつい買ってしまうわけです。

そんな流れが、既に30年以上前からあるので、私の会社では商品依存を脱却するということでひとつの商品に拘り30年以上が経過しました。

30年というと凄く長い年月ですが、認知度としては残念ながらございません。

先程、意見を求められ「分からない」とはしておりましたが、実際には、既存商品をもっと売りたいというのが本音です。

ところが、経営者からすると30年もやってきてこの程度なので、つまり、やること、考えられることには取り組んだので、次(新商品)を考えてもいいのではないか、というのが本音のようでした。

私が新商品について何も考えていないように、経営者は既存商品について何も考えていない。お互いにそれ以上の思考もなく・・・

ただ、ハッキリと分かっていることがあって、それは「顧客の高齢化と減少」です。だから、新たな顧客を増やすしか道はありません。

要は、それを既存商品で取り組むのか新商品で取り組むのかって話です。

さてさて、どっちがいいのかしら?

無理なことをやっているのか?無駄なことをやっているのか?

こんな感じで時間だけが経過して焦りだけが募るばかりです。





鈴木祐「進化論マーケティング」




福永雅文「中小企業のコンサル事例でわかる ランチェスター戦略〈圧倒的に勝つ〉経営」





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