選ばれる立場と選ぶ立場
今さら書くことでもありませんが、美容室には、個人事業主や法人として経営する美容室のほかに、業務委託サロンやシェアサロンなどの形態があります。とはいえ、実際のところ美容室といえば個人事業主が殆どといったところかと思います。
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会社組織とするか個人事業主とするかは経営者の判断です。
ということで、20年以上個人事業主としてやっていた、ある美容室が、数年前に法人として経営するようになりました。
以前からもスタッフを抱えておりましたが、まあ、色々と考えることもあったようで会社とすることを決めたようです。
で、こちらのオーナーさんと雇用についてあれやこれやと話し込んでおりました。
会社にしてもそこで働く社員にしても双方が選ばれる立場でもあり選ぶ立場にもある、というような話をしていて、そのオーナーさんが言うには「美容室もちゃんとした雇用形態、職場環境を提供しているところとそうでないところの差が激しくなったのではないかなぁ」とのことでした。
人っていうのは良くも悪くも環境に左右されるもので、しかも、環境が変わってから以前の環境が良かった悪かったを気づくものです。
誰だって良いと思う環境に身を置きたいものですし働きたいものです。当たり前ですね。
でも、そこに居れるには居れるだけの”モノ”が必要となるわけです。これも当たり前。
たまに学歴フィルターが世間で取り上げられますが、これも当たり前。この場合、採用される側がフィルターをかけられているわけですが、実際はその逆だってあります。会社フィルターってところでしょうか?
まあ、それが仕事にも当てはまり、会社にわざわざしようとする美容室と付き合うには付き合うだけの営業マンとしても会社としても何かしらの”モノ”が必要なわけです。
果たして、今の自分に、そして、会社に、それに見合うようなモノがあるのだろうか・・・?
他社とは競争関係にあるように、顧客との間には切磋琢磨の関係も必要なんだろうと。
切磋琢磨を繰り返していくうちに美容室から選ばれる営業マンにもなり、美容室を選べるような営業マンにもなるのだと思います。
堀江貴文「信用2.0」
福永雅文「中小企業のコンサル事例でわかる ランチェスター戦略〈圧倒的に勝つ〉経営」
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