ビジネスと仕事とカネ
「値決めは経営」という言葉を聞きました。稲盛和夫さんが言った言葉で、値決めは経営者の仕事であり、お客様も喜び、自分も儲かるポイントは一点であり、値決めにあたっては、自分の製品の価値を正確に認識した上で、量と利幅との積が極大値になる一点を求めることが重要である、とのこと。
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この「値決めは経営」を以下のように解説?してあるのを最近読みました。
「カネをくれ」と言わなくてもカネが入ってくるビジネスなど存在しない。金をくれ、ときちんと言わない限り、それは仕事ではない。
更に続きがあり、
「金をくれと言えない人間」
「値付けを自分でできない人間」
「カネを払ってくれないんなら、客じゃないですよ、と言えない人間」
は、商売では容赦なく踏みつけられてしまう。
以上は、安達裕哉さんという方のブログから有難くも引用させて頂いております。
コレ、かなりの衝撃でした。働く人間が押さえておかなければならないことではないかと思えるぐらいに。
私は営業マンですから、どうしても自分の仕事に置き換えて考えてしまいますが、結局、営業で売れる、売れないってのは、ココなんじゃないかと。
つまり、「カネをくれ」と言えるかってことです。
もちろん、営業マンなのでモノを売るわけですから回収しなければお話にならないのですが、モノやサービスの価格の提示って中々言いづらいものだったりします。
相手にお金を払わせる行為をさせることが非常に重要だということ。
先日のエントリーでも書きましたが、美容業界での臨店は無料でおこなわれるのが常です。
実施する側が無料を有料級といったアピールをする人がいますが、所詮はアピールするだけで、結局は、無料は無料でしかありません。
そんなやり取りを臨店中にすると、相手は有難がるフリはしますが、実際に有料、カネを払ってくれ、と言うと、払わないでしょう。というか払いません。
臨店の場合、美容室からすると販売促進会、商品を売りたいんでしょ、ってのが透けてみえるわけで、前述を引用すれば、つまりは、「商売では容赦なく踏みつけられる」ってことになります。
だからこそハッキリとカネを払ってくれ、と言えなければならないということです。
ということで、私も散々、無料の臨店をやってきましたが、今年から一部を有料としました。
なので、多少、仕事をしている感じはあるような・・・
ピーター・F・ドラッカー「マネジメント- 基本と原則」
西野亮廣「夢と金」
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