ブームは言い過ぎではないの?


ホットペッパービューティーアカデミーが言うには、ハイトーンカラーがブームだとか。まあ、これは美容室における技術のブームにすぎない、といったところで、90年代かそれ以前からのパーマ流行といった半ば社会現象的なものではないので、そのブームとやらで実際に潤っているところも極々限定的かと思う次第です。

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ハイトーンカラーブームは続く

パーマネントの時代から、カット&ブロー、そして令和のいまはヘアカラーへと美容室の主力メニューは変遷している。

流行は世に連れというが、流行のハイトーンカラーが続く理由をホットペッパービューティーアカデミー「研究員コラム」が解説した。ハイトーンカラーブームの背景にはプレックス剤(前処理剤)の登場で、髪の損傷を軽減できるようになったことなどもあるが、ブームを牽引したのはやはりSNSだ。記事では、年代を追ってSNS発信の流行やトレンドの変遷を紹介。ハイトーンカラーブームの背景が理解できる。さらに、同アカデミー調査データをもとに、利用率の動向などを分析している。このブーム、まだまだ続きそうだ。美容室を「カット」で選ぶ時代から、カラーや髪質改善で選ぶ時代になっている。

研究員コラム
【トレンド解説】ハイトーンカラーブームが続く理由は?
https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/column/c_hair/47817/


以上引用。


まあ、ホットペッパービューティーアカデミーのレポートですから、ホットペッパービューティー加盟店、関東圏の美容室がその対象なので、話半分以下で受け止めております。

確かに、コロナ禍と言われ出したこの3年半にあらゆるトリートメント剤なのか処理剤なのかよくわかりませんが、結構リリースされました。

美容業界では、伝統的に髪を傷めては治す?直す?今は髪質改善というのでしょうか、その繰り返しで成り立っています。

それもこれも髪は傷んだら切ればいいし、また生えてくるものですからね(残念ながら生えてこない人も多少いるけど・・・)。

ただ、美容室は店舗数が増加する割に全体の売り上げは減少傾向であるわけで、技術のトレンド云々を追いかけるのは確かにいいことでしょうけれど、美容室の運営をどうするかをとにかく考えるべきで、そこを考えたくもないからトレンド追いに逃げているようにも見えなくもない。

所詮、SNSで(実際には分からないけど)上手くいっているような美容室は、ほんの一部で、しかもオープンして10年以内とかではないかと個人的には思っております。

まあ、私も美容メーカーの営業マンですから美容室にモノを売ってナンボですから、とはいえ、美容室が元気でなければ売れるものも売れませんからね。

兎にも角にも、ハイトーンカラーのブームはやはり言い過ぎで、いや百歩譲って(10代から20代前半限定とは思いますが)ブームだとしても、外部要因からくるブームであることは事実なので、そのブームに乗れば乗るほどいいように翻弄されて終わるだろうと思います。

こんな記事が出ること自体が、もうとっくにブームは過ぎ去っているような気もしませんが・・・





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