理由の意外な盲点!?


2010年、日本では戸籍上「生存」しているのに住所がわからない100歳以上の高齢者が約23万人もいることが判明しました。中には、ずいぶん前になくなっているのに、親族が年金をもらい続けるために死亡届けを出さなかった例もあったといいます。所謂、年金の不正受給であります。

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世界的にも長寿国として知られている日本の不名誉な実態が浮き彫りになり、長寿の理由がこんなところにあったのではないかとさえ言われたそうです。

長寿である理由と長寿国である理由は、分けて考える必要があり、長寿国である理由は様々であるようにハッキリとしたことはまだわかっていないとか。

そんな中で、その理由が「年金の不正受給だった」と指摘されたのは何と表現したらよいのでしょうかね?

ということで、以下の記事から上記の内容を思い出してしまった私でありました。


衛生行政報告例はゾンビ理美容店が多い

理美容師数は、国勢調査と衛生行政報告例とで違うし、理美容店舗数も経済センサスと衛生行政報告例とでは違います。理美容師数に関しては、国勢調査と衛生行政報告例とでは、調査の目的も手法も違うので、違いがあるのは想定できます。

国勢調査は理容美容の業に従業している人を集計しているのに対し、衛生行政報告例は理容師美容師として登録した人を集計しています。昭和の中ごろまではインターン制度もあり、衛生行政報告例より国勢調査のデータのほうが多かったのですが、昭和後期になると逆転します。理容師美容師として登録しても正業として働いていない人が増えたからです。また昭和の時代は無資格で就業していた人も少なからずいたのがうかがえます。いまは免許を取得しても時短労働や副業として働いている人が増えています。国勢調査ではサブ的な仕事はカウントされません。(後略)


以上引用。


確かに、長崎でも郊外を営業で回ると、「この美容室・理容室やってんのか?」みたいなところをよく見かけます。

でもまあ、これは理美容室に限らず個人商店とかもそうだったりしませんかね。

当ブログで「増加する美容室の店舗数と反比例して減少傾向である総売り上げ」っていう表現も微妙なところなんでしょうか。

かと言って、統計データにも間違いがあるから信じられないという態度を決め込むのも賢明とは思えません。

まあ、何にしても間違うことってあるよねっていう態度で、間違いがあった場合は素直に認めて、そして、訂正して、前に進むことが大切なんだと思う次第です。

完璧な人間、失敗しない人間はいないから、という人に限って、自身にそんなことが起こった時に、改めない人って結構多いような気もするし、ていうか実際にいるし、そうならないようにしたいものです。

ということで、長寿国である理由、理美容室の店舗数の多さの理由には意外な盲点があったってことでしょうかね!?





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