無意識を意識する


今年の4月、残業規制が開始されます。それと同時に、改正出入国
管理法が始まります。10月には、いよいよ消費税率が10%に引き上
げられます。


チャールズ・ダーウィンの言葉に
「生き残れるのは強いものでも賢いものでもない。
 変化に対応できるものだ」とあります。

正しくそうで、変化には変化で対応していくしかありません。

毎度書かせて頂きますが、商売、学問、楽器、営業は、全て“人”
がやっているわけです。

つまり、その“人”こそが全てなのです。“人”の心の在り方こそ
が全てを左右するのです。

では、人の何を変えていけばいいのか?

これには、“形と中身”があると思います。

いくら形を変えたとしても、結局中身がそのままでは、いかに素晴
らしい形を手にしたとしても、使いこなすことができないでしょう。
そればかりではなく、その形すらも批判して終わります。

変えるべきは、自分自身の心グセです。私は、これを習慣と言って
います。悪い習慣を良い習慣へと変えていかねばなりません。

人間は、習慣に支配されています。この習慣を変えることができな
ければ、先程も書きましたが、何をやっても上手くいきません。

では、どのようにして習慣化されたのか?習慣を変えることが何故
大事なのか?また、習慣を変えることがどれほど困難なのか?

習慣は、全て無意識でやっているからです。無意識を意識しなけれ
ば、習慣を変えることは不可能です。

意識の連続が無意識となるのです。最初はできなかったことでも、
意識して取り組んだ結果、出来るようになる。

例えれば、自転車に乗ることと同じです。乗れるようになると、何
故、乗れなかったすらわかりませんよね。これの心グセバージョン
と思ってもらえばいいです。

習慣化していくとは、思考に始まり、その思考を基に行動し、それ
が習慣となっていく。

     思考 → 行動 → 習慣

なので、思考を変えない限りは、習慣は変わらないのです。
まずは、自分自身にどのような悪い習慣があって、どう変えていき
たいかを自分自身で考えることからスタートします。

人は他人から言われても絶対に変わることはありません。

自らが変えていこうと決めたときにしか変わりません。

では、自らを変えていったならば、次に何が起こるのでしょうか?

明日に続きます。


思考や習慣の話は、最近では脳科学で語られることが多いですね。
中野信子さんの「努力不要論」はお勧めです。

努力不要論



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