他力本願にどう対処する?


「他力本願」とは、自分の力ではなく、他人の力によって望みをかなえようとすることを指します。例えば、ビジネスの場面で、自分一人では解決できない問題が発生した場合、他人に助けを求めることが「他力本願」と言えます。

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但し、「他力本願」は、「自分の努力を怠ること」や「自分で考えずに他人に任せること」を意味する場合もあります。

ビジネスでも生活でも自分一人で完結する物事などなく、他人の力、助けなくして成り立つものではありません。なので、そもそも他力本願ではないかと思います。

ただ、他力本願でありながらも「そこは自分でやらないとダメでしょ?」的な場面はビジネスでも生活の場面でもありまして、前述の「自分の努力を怠ること」や「自分で考えずに他人に任せること」ではありませんが、営業マンとして顧客とやり取りしているとチョイチョイこのような場面に遭遇します。

例えば、顧客にお店の現状を踏まえて「今後どうしたいのですか(お店をどうしていきたいのか)?」と尋ねる?聞く?伺う?と、私に「〇〇して欲しい(モチベーションを上げて欲しい)」という何とも頓珍漢な答えが返ってくることがあります。

まあ、これって他力本願を通り越して他人のせいになっているわけですが、というか、どうしてこんな答えに辿りつくのでしょうか?

とにかく謎です。

で、ここで疑問なのですが、当の本人が、「自分の努力を怠ること」や「自分で考えずに他人に任せること」をやってしまっていることに気づいているのかってところです。

気づいているとも気づいていないとも何とも微妙なところですが、まあ、自己評価ほど当てにならないものもないっていいますし、気づいていないのかもしれませんね!?

いや、気づいていないフリをしているのかもしれません。

何故そういうことが起こるのかと言えば、営業マンと顧客という立場がそうさせているのかもしれません。

いや、ただの性格から来ているモノでしょうか?

お店の今後をどうするかという最終的に責任を取る人間、つまり、他力本願の姿勢である自分に気づいていない人に対して私が出来ることと言えば、スルーするだけです。

否定も肯定もせず、ただただスルーするだけです。

そして、もう一つが仕事の依頼であれば「値決め」をすることです。

そうすればこういう方の場合、断りますので。

下心的に依頼を無償で引き受けたところで売り上げに繋がることなどありません。

もちろん、敢えて無償で引き受ける場合だってありますが、そこは相手(顧客)とのこれまでの関係性やその人の諸々から判断しなければならないでしょう。

ということで、ビジネスの場面における「他力本願」についてでした。





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