職場におけるエイジズムを考える


前日のエントリーで仕事における理不尽を取り上げました。理不尽を感じても我慢した方がラクなのは間違いなさそうだけど、それじゃずっと悶々とするだけで、結局、周りをねじ伏せるぐらいの結果を出すことで理不尽を解消できるかもしれない。でも、それでもまた別の理不尽を感じるだろうけどねってことでまとめてみました。

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ということで、多分こちらも仕事の理不尽繋がりなんだろうなぁって思うような記事がこちらです。


職場にはびこる「エイジズム」の実態とは 解決策はあるか?


所謂年齢差別をどうするか?ってことのようです。

「エイジズム」とは、年齢による偏見や差別を意味する言葉とされており、高齢者に対する差別や偏見を指すことが多いようでが、若者に対する差別も含まれます。

また、エイジズムは、社会的な問題であり、誰にでも影響を与える可能性があり、私たちは、年齢に関係なく、すべての人を尊重し平等に扱うことが重要である、とされているようです。

「老害」「最近の若いヤツとくれば〇〇」といったこともそれになるんでしょうね。


「ライフ・シフト」ではありませんが、上記は、長寿化の進展とテクノロジーの進化の組み合わせによって生まれた問題、といったところなのでしょう。

テクノロジーの進化は、企業の業務プロセスを大きく様変わりさせ、仕事の在り方を根本から変えようとしています。

そこに対応出来る人間と出来ない人間がいるのも確かで、対応出来ていないにも関わらず、それがシニア世代で給料も高いとくれば、若い世代は悶々とするのは当たり前でしょう。

ただ、仕事ってテクノロジーの対応だけではありません。もちろん、それだけの仕事である職場であれば、対応出来なければ退場してもらうしかありませんが、仕事ってそれだけではないし、それを上手くコントロールできない会社ってどうなの?ってところもあるでしょう。

記事では、そこを指摘したいのでしょうけれど。

一方で、長寿化の進展は、仕事と時間(人生)の関係についての考え方と私たちの仕事観を変容させつつあります。

このような書き方をすればスマートですが、実際には、「この年齢になるまで働くとは思わなかった」「一体、何歳まで働けばいいのか」といったところが大方の意見であり、「身体が続く限り現役でいたい」と思える人はそう多くないのではと思っております。

働かないといけないから働いているって感じのはず!?

まあ、それもこれも意外と長生きするからでしょうね。

結局は、短期的な解決策なんてものはなくて現場の人間が試行錯誤するしかないと思います。

最後に、記事の最後にシニアの活躍例を出していましたが、このような事例が一番害悪だと思っております。稀な人を持ち出してもねぇ。





リンダ・グラットン「リデザイン・ワーク 新しい働き方」




「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」





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