カラーシャンプーが頭皮に悪影響?


コロナ禍によりホームカラーを試した方も多いかと思います。コロナとは関係なく、以前からも美容室にとって、ホームカラーは厄介な存在でもありました。ホームカラーなので、「誰でも簡単に短時間で」をメーカーとしてはウリに必要があり、最近では、カラーシャンプーが流行しているようで、しかも、仕上がりも中々なものだと一部の美容室の方からも声を聞くようになりました。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。





ということで、やっぱり出てきたという感じの記事。


白髪用カラーシャンプーが頭皮に悪影響

白髪カバーに用いられるカラーシャンプーの頭皮への影響を検討した研究結果が5月20日、「Health Science Reports」オンラインに掲載された。

手軽に白髪をカバーしたいという需要の増加に伴い、シャンプーしながら染められるカラーシャンプーの市場が急速に拡大している。今回の研究では、カラーシャンプーに関連するキーワードで文献検索を行い、最終的に39件の論文を特定。カラーシャンプー成分のうち、特にトリヒドロキシベンゼンによる脱毛や皮膚バリア障害、人体に安全・無害な製品を差別化する必要性を検討した。またカラーシャンプー使用時の問題点、有効性、副作用などを検討し、正しい選択基準も検討した。その結果、人体に有害なトリヒドロキシベンゼンを含むカラーリングシャンプーが頭皮・皮膚バリアに悪影響を与えることが文献調査により確認された。研究者らは、カラーシャンプーを頻繁に行うで頭皮に様々な悪影響を及ぼす可能性があることを示唆し、頭皮の状態を十分に分析し、専門家と相談することで、有害な成分の使用による副作用を軽減し、健康な頭皮状態を維持することが重要であると述べている。


以上引用。


『人体に有害なトリヒドロキシベンゼンを含むカラーリングシャンプーが頭皮・皮膚バリアに悪影響を与えることが文献調査により確認された。』


カラーシャンプーが出回るようになったのは、まだ最近のことなので、カラーシャンプーに配合されている成分についての十分なリスク評価がなされていないからこそのデータ集めの研究は必要なのだろうと個人的には思っております。

ただ、カラーシャンプーが、毛髪に染色するメカニズムがそこまで毛髪、頭皮に大きく負担をかけているとは思えませんけどね?私としては。

毛髪、頭皮関連の影響の話で持ち出されるのが、毛根、そして、毛母細胞であり、その行きつく先は、抜け毛、薄毛の原因になるかもしれない説であります。

仮にですが、もしもその疑わしき成分が毛母細胞まで届いたとしたら可能性は否定できませんが、カラーシャンプーって化粧品ですよね?

角層をすり抜けて毛母細胞まで到達するとなると、それって大問題ですよね?そうなるとそもそも化粧品としてどうなのって話になるわけでございまして・・・

とはいえ、頭皮に対する刺激といったものは確実に存在するので、そこに関しては、今後のデータを冷静に判断する必要があるとは思います。





モンティ・ライマン「皮膚、人間のすべてを語る」




椛島健治「人体最強の臓器 皮膚のふしぎ」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。


コメント

非公開コメント